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2017-08

これからの森林づくりとシカ対策(岐阜大学野生動物管理学研究センター) - 2017.07.12 Wed

 7月2日(日)岐阜大学講堂において野生動物管理学研究センターシンポジウム2017
 「これからの森林(もり)づくりとシカ対策」 が行われました。

shika_201707131433060ba.png

 近年、ニホンジカが増加し、様々な問題が起きています。
 農業被害や交通事故は取り上げられることが多いですが、実は森林も被害を受けています。
 今回のシンポジウムでは森林被害の現状や行政の方針、先進的な取り組み事例の紹介がありました。

 ニホンジカによる森林被害は、植栽木への食害、樹皮剥ぎ、下層植生の消失、裸地化、生態系への影響などがあります。
 伐採直前に樹皮剥ぎの被害に遭い、木材として出荷できなくなったり、緑豊かな下層植生だったところが、ニホンジカの食害により6年ほどで土砂流出が起こるほどに裸地化した事例もありました。そのようなことが日本各地で起きており、さらに温暖化の為か、積雪が少なく、シカの生息地が拡大している為、被害も拡大しているとのこと。
 でも森林は面積が広大でアクセスが困難であるため、実際どれほど被害があるのかすべて把握できていないのが現状です。
 しかし、森林は田畑とは違い1度被害を受けるだけで、何年もの年月が無駄になったり、修復に何年もかかります。
 思っていたよりも森林被害は深刻だと感じました。

 ではどのようにシカ対策をしていくべきなのかというと、柵などの設置と捕獲を行い個体数を管理していくことだそうです。
 捕獲したシカはペットフードに加工したり、ジビエ料理に利用されたりしています。
 北海道ではシカ肉産業が根付いてきたとのことでした。

shika (2)

 総合討論では、守るべき場所を先に確認し、そういう場所では個体数を0にするぐらいにしないといけないが、生物多様性を考えるとシカも必要な生物であるため、そこが今後の課題となるとの意見がありました。

 日本の国土面積の約7割は森林
 農林業に関係のない人々にも現状を知ってもらい一緒に考えてもらいたい問題だと感じました。

Wrote:長屋

木育スタディツアー(ぎふ木育指導員1期生) - 2017.07.06 Thu

 6月27日(火)に、ぎふ木育指導員1期生の企画「木育スタディツアー」に参加してきました。

gujyouwaribashi1.png

 午前中は『(株) 郡上割り箸』野村純也さんの案内で「まあるいつみきmini」を作っているところを見学させていただきました。
 すべすべの「まあるいつみきmini」になるまで、いくつもの工程があり、それぞれ違う機械を使っていました。

gujyouwaribashi2.png

 作り手の方にお話しを伺うと、16種類の樹種で作っているが、樹種によってやりやすい工程、苦労する工程があるそうです。しかし、16種類あるから飽きずに作り続けることができるとのこと。
 新しく開発されたドーナッツ型のおもちゃをみて、1期生と郡上割り箸の皆さんで自然とワークショップの企画の話し合いがはじまりました。
 ぎふ木育で扱う木のおもちゃの作り手の思いを知ることができ、また次の企画へとつながりそうな意見がたくさん出てきました。

 昼食で郡上市の恵みをおいしくいただいた後、午後は『郡上木履』諸橋有斗さんによる下駄作りワークショップ。

gujyoumokuri1.png

 まずは工房にて下駄作りを見学。
 肌触りのいい木表を足側に、少しでも耐久性が高くなるよう木裏を地面側になるように作ってみえて、木材の特徴を活かした作りになっているんだと思いました。

 次はお店に伺っていよいよ下駄作りです!
 お店に訪れた瞬間に、カラフルなたくさんの種類の鼻緒に目を奪われました。この中から一つの鼻緒しか選べないとは、これは迷う・・・。

gujyoumokuri23.png

 お気に入りの鼻緒を選んだら、下駄も選び、鼻緒を下駄につけていきます。
 引っ張ったり、結んだり、結構力が必要でした。
 独特な結び方でしたが、丁寧にゆっくり教えていただけたので、皆さん無事に完成しました!!

 一日を通して作り手の思いを聞くことがきでき、製品になるまで、様々な思いや工夫をされていることが分かりました。これからの木育活動に活かしていけるスタディツアーとなりました。


Wrote:長屋

木のおもちゃであそぼ!木育ってな~に?(大垣市南部子育て支援センター) - 2017.07.03 Mon

 木育ってな~に?

木のおもちゃであそぼ・木のおもちゃ

 6月28日(水)『大垣市南部子育て支援センター』にて、子育て講座「木のおもちゃであそぼ!」が開催され、0~3歳児を持つ33組の親子が『ぎふの木のおもちゃ』であそびながら「木育」を体験しました!

木のおもちゃであぞぼ・クスノキ

 講師は「NPO法人日本グッド・トイ委員会」のおもちゃコンサルタント蔵園さん。
 まずは「木」のお話しからスタート!大垣市の木である『クスノキ』の手触りや香りを感じてみます!クスノキは市内の至る所で見られ、身近に感じられる「木」ですね。香りはツンと樟脳(しょうのう)の香りがします。
 鼻にペチャと葉っぱをくっつけ子どもたちは「くさ~い!」・・・そうです!クスノキは昔から「薬の木」として防虫効果があり、家具や仏像などに広く使われています!

木のおもちゃであぞぼ・親子木育2

 「木」のお話のあとは、ホール一杯に広がったおもちゃで所狭しと遊びます♪
 赤ちゃん用の木のおもちゃはなめても大丈夫!匂いや手触りだけでも心の発達を促してくれます。
 岐阜県産の木を使った『つみぼぼ』は、色分けしながら積んだり並べたり子どもたちに大人気の木のおもちゃです!

木のおもちゃであぞぼ・おはなしつみき

 最後はみんなで『おはなしつみき』を見てほっこりした気持ちになりました。
 蔵園さんからは「木のおもちゃで遊ぶだけが木育ではなくて、木のそばや山の方へ行って、外で風を感じたり木の香りを感じたりすることも木育なんですよ。」とお話があり、参加者の方からは「また次回も参加したい!」と多くの声が聞かれました!
 西濃地区でもどんどん『ぎふの木のおもちゃ』に触れる機会が増えていくと良いですね!

 ぎふ森林づくりサポートセンターでは、ぎふの木で作られたおもちゃの貸出を行っています。木育の普及啓発活動、幼稚園や保育園、児童館、子育てサークル等でのイベントでぜひご活用ください♪HPをチェックしてね!

 Wrote:田中

 「平成29年度 第1回 安全管理研修・里山づくり後継者養成講座」 - 2017.06.26 Mon

自然豊かな環境(里山)の中で「自然保育」を楽しもう!リスクマネジメント編

 6月17日(土)、『可児市我田(わがた)の森』(以下「我田の森」)において、県内で里山づくり活動や、「森」を中心に自主保育活動に取り組む方など40名を対象に『第1回 安全管理研修・里山づくり後継者講座』を開催しました。
 今回は、里山の利活用、リスクマネージメント、森のようちえん等をテーマに講義と現地研修を実施しました。

里山安全講習・挨拶

 講師には『NPO法人森のなりわい研究所』の「やまんじ隊長」こと代表理事の伊藤栄一氏、 『自然育児こどもの庭』代表の園田智子氏をお招きし、「森のようちえん」や森林整備の事例を参考に、幼児が自然環境の中で、安全に安心して活動できるようリスクマネジメントについて考えながら、自然保育を通じた里山の利活用について学びました。

里山安全講習・講義伊藤

 伊藤先生からは「里山の活用と管理」について、森の「遷移(せんい)(移り変わり)」や里山整備にとって必要なこと、森林内での危険生物 (クマ、ハチ、ダニ、ヒル、マムシ等)とその回避方法を学び、まずは“森を観察する”ことがとても重要と先生の豊富な経験をもとに、森林との関わり方を考えながら講義を受けました。

里山安全講習・事例園田1

 園田さんは今回初の講師デビュー。これまでの歩みと、森での子どもたちの様子、「森」で活動する利点と厳しさ、その魅力について熱く伝えて頂きました。とてもしっかりと率直に、先を見据えながら活動をしてるという思いが伝わってきましたよ。参加者の方からもいろんなご意見を頂き「素晴らしい活動だ!」「ぜひ自分達の地域の森を活用して欲しい! 」という応援する声も聞かれました。こういった思いがこれからの活動に繋がっていくと良いですね。

里山安全講習・現地研修

 午後からは会場を「我田の森」に移し、ここで里山再生に取り組むプレーヤーの1つである 『NPO法人里山クラブ可児』堤氏による活動事例紹介と、伊藤先生が森の案内人となり現地研修を行いました。
 「我田の森」は、田畑やため池、手入れの行き届いた雑木林が存在する多様な生態系をはぐくむ里山です。山頂の「大岩」や見晴台から見る風景は絶景!樹木観察をしながら楽しく森を散策しました。

里山安全講習・ふりかえり

 1日の研修を終え、伊藤先生からは「自分のやりたいことを自分なりに 、年配の方、若い方、森をどう使いたいか一緒にどうやったら良いか、時間をかけてじっくり一緒にその空間づくりをしていくと良いですね。」と参加されたみなさんへエールが送られました!
 今回の研修で、みなさんの里山利活用の夢が更に膨らんだように感じられました。みなさんもぜひこれからの活動に活かしてみて下さい!

 Wrote:田中

身近な自然を楽しもう!-ぎふ木育教室(垂井町立宮代幼稚園) - 2017.06.22 Thu

 身近な自然を楽しもう!

ぎふ木育教室・植物観察

 県では、豊かな自然や森林を守り、次の世代につなげていくために、森や木に親しみ、学ぶことを通じて、未来を担う子どもたちがこころ豊かに暮らし育ってほしいとの願いから「ぎふ木育推進員」が活動支援を行う「ぎふ木育教室」を開催しています。(「森と木と水の環境教育推進事業(清流の国森林・環境税を活用)」により今年度50施設で実施。)

ぎふ木育教室・南宮の森

 6月13日(火)、垂井町『宮代幼稚園』の年長さん25名が「野あそびウォーク」プログラムを体験しました。
 この日の講師は、木育推進員のふくちゃんこと共育工房IPPOの福島さんと、おのちゃんことグリーンウッドワーク協会の小野さん。
さっそく幼稚園舎周辺の「南宮大社」へ出発!神社の境内を抜け「南宮さんの森」で自然散策!ぎふ木育教室・森散策

 「あ!モリアオガエル(森に住むカエル)のたまご!」珍しいものを発見!みんなよく知ってるね~。
 「葉っぱに虫!!」「かわいい杉ぼっくり見ぃ~つけた!」子どもたちの歓喜の声が飛び交います!やっぱり森っていいね!!見つけたものをみんな大事そうに宝箱へ入れます♪

ぎふ木育教室・全員集合

 「南宮さんの森」での楽しい生き物観察は、アッという間!
 ふくちゃんから子ども達へ。「これからはみんな“めであるこう”!今まで気づかなかったことが“めであるく”といろんなものが見えてくるよ!!」子どもだけではなく大人もそうありたいですね。
 「野遊びウォーク」は、自然を五感で感じたり、おもしろい自然物を集めたりしながら、身近な自然を楽しむことができるプログラムです。ぜひご家庭でも親子で取り入れて体験してみてください!

 Wrote:田中

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Author:ぎふ森林づくりサポートセンター
『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
森づくり活動に必要な用具や木のおもちゃなどの無料貸出も行っています。
森林づくりや『ぎふ木育』に関わるイベント情報も『ぎふ森林づくりサポートセンター』HPにて紹介中!取材依頼も大歓迎!お気軽にご連絡ください!ぎふサポセン

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