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2017-02

ふるさと栃尾里山倶楽部の広葉樹の森林づくり活動に参加してきました - 2011.09.20 Tue

8月27日(土)・28日(日)、郡上市明宝・二間手で行われた
ふるさと栃尾里山倶楽部主催「栃尾里人塾」に参加してきました。

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「自分たちの里の山を
自分たちで
何とかしていこう」


ふるさと栃尾里山倶楽部は、明宝二間手下組の有志が結成。
現在、この地域をこよなく愛する18名とその家族がメンバーとなっています。

活動のテーマは、「未来も元気な里づくり」。

「森」、「農」、「自然エネルギー」という3つのテーマを掲げ、
都会の人の力も借りた週末倶楽部活動
栃尾里人塾」(5月から10月の第四土日)を開催しています。

天候にも恵まれたこの日、都会から35名、地元から16名、
計51名ほどの参加者(里人)が集まりました。

この日、「かなぎ(広葉樹)の森づくり」がスタートしました。

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活動の拠点は、地元のみなさんが再生させた古民家・源右衛門。
堅牢な家の裏にはスギ・ヒノキ林が広がっています。
ここを、少しずつ、かなぎの森林に戻していくというプロジェクトです。

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子どもたちが大人になったとき、そこに「いい森があるように」


未来のために、今できる森づくりとはなんだろう?
今回、特別参加の岐阜県立森林文化アカデミーの先生たちとともに山を歩きました。

アカデミー講師陣の「まずは森の正体を知ることが大切」という話を受け

1.森づくりを考える 木の選木チーム
2.生えている草から土地を見る 植生調査チーム
3.葉っぱで見分ける 樹木の見方チーム

3つのチームに分かれて歩きました。

「森にはさまざまなカタチがある」
どんな森にしたいかイメージを持ち、それにあった手入れが必要、と林業再生講座の横井先生。
この日は、枯れ木を選び少しだけ伐りました。

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「シカの影響を受けている土地」
里山研究会の柳沢先生の栃尾の山の印象です。
マツカゼソウばかり目立つ山。
つまり、それ以外の草花の芽はシカに食べられてしまっているということでした。
かなぎの森にしていくには、森に苗を植えていきますが、
どうやらシカから守ることが必要となってきそうです。

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「葉っぱで樹木を見分ける」
山仕事をしている地元・森チームのリーダーの原さんも、
もちろん、木の特性はよくご存知ですが
じつは、「木の名前」というのはあまり知らないのだそうです。
葉っぱを見て図鑑で調べ、名と木がしっかりとつながった様子。

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翌日は、ミニレクチャー/「ものづくりから見る森づくり」 から始まりました。
講師は、アカデミーものづくり研究会の山口先生。

小さなお椀も、大きな木の真ん中の部分が使われているそうです。
ものづくりには、ある程度大きな木が必要で、
しかも、今周りに多い、スギ、ヒノキなどの針葉樹だけでなく、
さまざまな特性を持つ、広葉樹(かなぎ)が使われてきたというお話でした。
ものづくりに適した広葉樹が非常に減ってきているのが現状。
未来のものづくりのために広葉樹の森を育てる活動を行っているそうです。

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最後は、かなぎの森づくりの第一歩、かなぎの「幼木」、赤ちゃん探し。
地元の幼木を育て、山に還すという試みです。

しかし、緑生い茂る山ですが、あちこち「幼木」があるわけではありませんでした。

今生えている針葉樹を伐ったとしても、光を浴びて土に潜む種が発芽し、
昔のようにしぜんに豊かなかなぎの森が再生する、とはどうやら言い切れないようです。

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これからの地域の森林づくり。
獣害、木の価格の低下、山仕事のできる人材不足・・・多くの課題があります。

しかし、今まで育ててきた木の使い方と、次世代に残す森について、
自分たちで考え、やっていきたい
専門家と歩くことで、ほんの少し道筋が見えてきたと話す、代表の置田さん。

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古民家・源右衛門の裏の苗畑に移された、かなぎの幼木たち

栃尾の森林づくりは始まったばかり。
これからの活動にも注目していきたいと思います。

ふるさと栃尾里山倶楽部公式ブログ
コチラ>>>

栃尾里人塾参加者募集中
詳しくは、コチラ>>>

wrote:小林
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