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2018-06

これからの森林づくりとシカ対策(岐阜大学野生動物管理学研究センター) - 2017.07.12 Wed

 7月2日(日)岐阜大学講堂において野生動物管理学研究センターシンポジウム2017
 「これからの森林(もり)づくりとシカ対策」 が行われました。

shika_201707131433060ba.png

 近年、ニホンジカが増加し、様々な問題が起きています。
 農業被害や交通事故は取り上げられることが多いですが、実は森林も被害を受けています。
 今回のシンポジウムでは森林被害の現状や行政の方針、先進的な取り組み事例の紹介がありました。

 ニホンジカによる森林被害は、植栽木への食害、樹皮剥ぎ、下層植生の消失、裸地化、生態系への影響などがあります。
 伐採直前に樹皮剥ぎの被害に遭い、木材として出荷できなくなったり、緑豊かな下層植生だったところが、ニホンジカの食害により6年ほどで土砂流出が起こるほどに裸地化した事例もありました。そのようなことが日本各地で起きており、さらに温暖化の為か、積雪が少なく、シカの生息地が拡大している為、被害も拡大しているとのこと。
 でも森林は面積が広大でアクセスが困難であるため、実際どれほど被害があるのかすべて把握できていないのが現状です。
 しかし、森林は田畑とは違い1度被害を受けるだけで、何年もの年月が無駄になったり、修復に何年もかかります。
 思っていたよりも森林被害は深刻だと感じました。

 ではどのようにシカ対策をしていくべきなのかというと、柵などの設置と捕獲を行い個体数を管理していくことだそうです。
 捕獲したシカはペットフードに加工したり、ジビエ料理に利用されたりしています。
 北海道ではシカ肉産業が根付いてきたとのことでした。

shika (2)

 総合討論では、守るべき場所を先に確認し、そういう場所では個体数を0にするぐらいにしないといけないが、生物多様性を考えるとシカも必要な生物であるため、そこが今後の課題となるとの意見がありました。

 日本の国土面積の約7割は森林
 農林業に関係のない人々にも現状を知ってもらい一緒に考えてもらいたい問題だと感じました。

Wrote:長屋
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