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2017-06

平成28年度 第5回 安全管理研修・里山づくり後継者養成講座 里山づくり編 - 2017.03.21 Tue

 森をどう伝えますか?

H28安全講習5・里山づくり

~平成28年度 第5回 安全管理研修・里山づくり後継者養成講座 安全管理研修編~に続いて、「関市百年公園」で行われた『平成28年度 第5回 安全管理研修・里山づくり養成講座』の様子をご紹介します。

H28安全講習5・森林講座

 「里山づくり後継者養成講座」の講師は『NPO法人森のなりわい研究所』代表理事・所長の伊藤栄一氏です。
 今回のテーマは「森を伝えるためのコツ」
 なぜ森を「つたえる」のか? 伊藤先生は2つの「継続」のため・・・と参加者のみなさんに語りかけます。
 一つは里山づくりの活動を継続していくため、もう1つは自分の中での継続に対するインセンティブ(意欲向上や目標達成あるいは刺激策)。
 「継続」するためには、モチベーションを上げるための社会的評価、やりがい、お金儲け、楽しさ、どれを引き出すためにも「伝える」ことはとても必要なのだと伊藤先生は言います。

H28安全講習5・整備方法

 「この里山をどんなコンセプトで仕上げますか?」
 伊藤先生の問いかけに、「全部手入れするんじゃなく、下の方はわざと残した方がいいな!」「秋になると実がなる木は残そう!」 「手入れは大事だけど何もかも全部伐ってしまってはいかん!見て楽しむことも大事じゃないか?」参加者の皆さんからいろんな意見が出ました!
 里山づくりとは、整備するだけではなく、森林体験活動が出来るよう自然も残しつつ、将来を見据えた森づくりをすることは、とても大切だと先生はおっしゃいます。

H28安全講習5・雑学

 また、ここでは携帯用のボードを使用した、先生からの『竹』は「草」か「木」か?という森林雑学的な話もありました!
  草にしては長すぎ、木にしては細すぎる。短期間でものすごく成長するという話もあるが、竹は数年で枯れることなく何十年も青々としており、茎は固く「木」のようだけど、木のような年輪もありません。
 結論、『竹』は草でも木でも無く「竹笹類」というグループに属するそうです。
 「普段そんなこと考えんけど改めて聞いてみると面白いなぁ!」と皆さん。

H28安全講習5・野鳥図鑑

 他には「声が聞こえる野鳥図鑑」を使い、いろんな鳥の鳴き声を聞かせてもらいました。
 野鳥のさえずりを人の言葉に置き換え覚えやすくしたものが「聞做し(ききなし)」といい、メジロは「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛=チョウベエ、チュウベエ、チョウチュウベエ」、ウグイスは「法、法華経=ホウ、ホケキョウ」。耳を澄まして聞くと、確かにそう聞こえますね!
 こういう森の楽しみ方も、ユーモアたっぷりで面白く、森を伝えるコツの1つになります。 

H28安全講習5・森散策

 ここ「百年公園」 は自然の多い「里山公園」で、四季折々の自然を感じられる草木が見られます。
 樹木を見分けるには、大きさや樹形の違い、葉の形や付き方、幹の模様などいろんなポイントがあります。それを踏まえた上で、ただ森林整備作業するだけではなく、具体的な目的を持ったストーリーを考えながら「里山づくり」をすることが大切であり、それが里山再生にも繋がるということを学びました。

H28安全講習5・森林浴

 こうして約2時間半の伊藤先生による「里山づくり講座」は、『百年公園』を中心に行われました。
 「森を伝えるためのコツ」いわば「森の魅力」を伝えるためには、「ただ作業しているだけではダメで、伝えるためには森林体験活動を通して、自分達が楽しく有意義に活動すること!そうすれば仲間も増え、後継者養成や、里山づくりの利活用にも繋がっていくよ。」と伊藤先生。
 そして人に何かを伝えるためには、ただやっている姿を見せるだけではなく、五感を通していろんな方法で伝えることも大切なのだということも学びました。
 今年度最後の伊藤先生の『里山づくり後継者養成講座』でしたが、先生の豊富な経験をもとに学んだ「里山づくり」の知識を、今後の皆さんの森林づくり活動にぜひ活かしていってみて下さい!

 Wrote:田中
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Author:ぎふ森林づくりサポートセンター
『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
森づくり活動に必要な用具や木のおもちゃなどの無料貸出も行っています。
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