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2017-02

第2回ぎふ木育交流会 - 2017.01.06 Fri

~つながれ!広がれ!行政と森のようちえん&プレーパーク~

第2回木育交流会・アイスブレイク

 12月4日(日)、美濃市にある『岐阜県立森林文化アカデミー』(以下「アカデミー」)森の情報センターにて「第2回ぎふ木育交流会」を開催しました。
 県では、「豊かな自然を背景とした森と木からの学び」を「ぎふ木育」と定義し、取り組みを進めていますが、その中でも、今、自然の中での子どもの自主性を尊重した活動として、森のようちえんプレーパークが注目を集めています。
 今回は、森のようちえんやプレーパーク実践者と森林・教育・子育て支援に関わる行政担当者が一堂に集い、その活動への理解を深めるとともに、参加者同士の交流の場として開催しました。

第2回木育交流会・講師陣

当日は、県内外から、定員(80名)を上回る134名(子どもを含む)の方に参加して頂き、浦崎太郎さんによる基調講演ほか、3つの事例紹介、パネルディスカッションと盛りだくさんで、質疑応答やグループワークの時間もありとても有意義な“濃い時間”を過ごしました!

第2回木育交流会・浦崎講師

 浦崎太郎さん(県立可児高校教諭、文部科学省中央教育審議会学校地域協働部会委員)による基調講演では、「教育改革は幼少期の木育から」をテーマに、幼少期に暮らす地域の自然やコミュニティが学力や社会性の向上に及ぼす影響の大きさ、「自己肯定感」を高めるのに「ぎふ木育」への取り組みは重要、さらに「森のようちえん」「プレーパーク」は超重要であることをお話しいただきました。普段高校生と一緒に過ごしていらっしゃる浦崎さんだからこそ分かる現代の教育論や、様々な角度から見た若者の教育事情のお話は、うなずくことばかりでした。
 大人も子どもも一緒に育っていけるような自然や地域とのコミュニティ作りを大切にしていきたいものですね。

第2回木育交流会・浅井講師

 『自然育児森のわらべ多治見園』の浅井智子さんによる「清流の国ぎふ地域活動支援事業活用事例」
 「森のようちえん」活動としては、県内で初めて、支援事業補助金を活用した「休日版・森わら広場」の活動についてのお話しと、現在の森のわらべ多治見園の様子をじっくり聞くことができました。
 6歳は発達の大事な節目の時期で、子どもたちは課題を持って自らそれにチャレンジして乗り越えていくことを喜びとする時期なのだと浅井さんはおっしゃいます。まさに共感!会場の皆さんもウンウンとうなずいていました。
 いかに自然の中で過ごすことが大切なのか、大人も子どもも一緒に繋がり合って育っていける、幸せで豊かな環境を「森のようちえん」で実現させている浅井さんの素敵なお話でした。

第2回木育交流会・浅野講師

 『NPO法人 緑の風』代表の浅野純一さんによる「行政と連携したプレーパークの運営事例」
 大垣市では、「子育て日本一のまちづくり」を目指しており、その施策の一つとして「大垣公園プレーパーク」を実施しています。
 そのプレーパークを年間200日以上活動運営されているのが『緑の風』です。 
 プレーパーク開始当時は子どもの外遊びを見守る活動が主だったのが、今は子どもと大人が一緒に活動してもらえるよう、年間51本のイベントも行っているそう。
 昔は外遊びが当たり前だったが、今の子は自由な時間が減り公園での遊びも激減!と浅野さん。
 プレーパークの活動は行政と連携し、子どもに遊びを教える中で、子どもの創造力、自主性、コミュニケーション能力などを高めることを目的としており、子育て支援の一助となっています。
 是非これからも「大垣公園プレーパーク」が大垣市民の憩いの場でありますように。

第2回木育交流会・竹内講師

 『長野県県民文化部次世代サポート課』の竹内延彦さんによる「森のようちえんを含む自然保育の認定制度への取組事例」
 長野県は、「森のようちえん」のような自然保育を実践している団体が全国で一番多い県であり、県内面積の約78%を森林が占めている自然豊かな場所。
「信州型自然保育認定制度」はこの豊かな自然環境や地域資源を積極的に取り入れた保育の普及を図ることで、信州で育つ全ての子どもが心身ともに健やかに成長できる環境を整備し、「子育て先進県ながの」を実現するための制度です。  
 2015年4月から始まったこの制度も、今年10月には100園認定を達成!
 現場の保育士さんや幼稚園の先生たちと連携しながら認定園を増やし、ネット等でも自然保育を呼びかけているそうです。
 また、現代の子どもたちは全国的に見て、小中高とも「自己肯定感」の低さが目立つと竹内さん。子どもの“「自己肯定感」は人生の根っこ”であり、幼少期からの自然保育、言わば多くの自然体験や生活体験(日常の生活につながるような料理、物づくり、掃除など)など様々な体験をさせることがとても重要と竹内さんはおっしゃいます。
 五感を「しあわせ」で満たすことが出来る、そんな“自然保育”の普及を通して子ども達の未来が豊かなものになるといいですね。

第2回木育交流会・パネルディスカッション

 参加者からの質問コーナー含む『パネルディスカッション』のコーディネーターは、「アカデミー」準教授の“ナバさん”こと萩原ナバ裕作さん
 3名のパネリストの方と森のようちえんやプレーパークなどの取り組みも交え、トークセッション形式で話が盛り上がりました!

第2回木育交流会・本岡講師

 名古屋市を拠点とする『NPO法人こどもNPO』の本岡恵さんは、生活困窮世帯の子どもたちを対象にした学習支援に携わっており、自分の子育て実体験を振り返りながらお話されました。
 どこに生まれても子どもは子どもなんだよ・・・。生まれたすべての子どもたちがどうやったら幸せになれるのかということを日々考えながら学習支援に携わっており、家庭や学校ではない、地域の中にある「もうひとつの居場所」を目指しているとおっしゃる本岡さん。
 何か自分が子どもたちに出来ることはないかと考えさせられる貴重なお話しでした。

第2回木育交流会・グループワーク

 グループワークでは6、7人ずつに分かれ、テーマや地域ごとに「意見交換」を行いました。
 皆さん時間も忘れてしまうくらい熱心にお互いの教育方針や子どもたちへのサポート方法など、様々な意見が飛び交っていました。
 参加者からは、「森のようちえんやプレーパーク、もっと知りたい!」「自分の地域でも、やれる
ことから始めてみたい!」「行政として連携して活動を広めたい!」といった声が多く聞こえるなど、 皆さんの熱い思いがたくさん伝わってきました!
 講師やいろんな方の素敵なお話しを聞き、「ぎふ木育交流会」という場で皆さんと同じ時間を共有出来たことは、方法は違えども同じ志を持つもの同士「明日からの一歩」にも繋がる と思います。

第2回木育交流会・円陣

最後に、大きな輪になり、隣の人と士手をつなぎます!1人で取り組むのはすごく大変だけど、今日ここで出会った仲間同士、全員で声を合わせ『頑張ろう!!』。
壁にぶつかったら、手を繋ぎ一つになった時のことを思い出してくださいね
私たちもこれからも全力でサポートしていきます。共に楽しく、取り組んでいきましょう!
~プレーパークinぎふ木育交流会~へ続く

 Wrote:田中
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Author:ぎふ森林づくりサポートセンター
『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
森づくり活動に必要な用具や木のおもちゃなどの無料貸出も行っています。
森林づくりや『ぎふ木育』に関わるイベント情報も『ぎふ森林づくりサポートセンター』HPにて紹介中!取材依頼も大歓迎!お気軽にご連絡ください!ぎふサポセン

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