かなぎの森づくりを目指して!(ふるさと栃尾里山倶楽部) - 2016.05.20 Fri
未来に続く里づくり!里人による、週末倶楽部活動!!
街住民と里住民とをつなぐ新しい「結」のカタチとして開催される「栃尾里人塾」!郡上市明宝地域にある栃尾地区を第二の故郷として愛着を持って、街住民が年6回程度1泊2日の里人体験に訪れます。そしてまた、そんな参加者を心待ちにしている里住民とが協働で、未来に続く里山(集落)づくりを行っています。
5月14日(土)、15日(日)。活動6年目となった2016年度の活動が始まりました!!

「栃尾里人塾」を主催する『ふるさと栃尾里山倶楽部』(以下「里山倶楽部」)では、「森・自然エネルギー・農」の3つのテーマで里人活動を行います。
「森」活動では、子どもたちが遊びまわれるような「かなぎの森づくり」を目指しています。「かなぎ」とは「広葉樹」のこと。「この山で生まれた幼木と、この山の木になった実や種で苗木を育てて、この山にかえしていきたい。」との想いで森づくりに取組みます。
「里山倶楽部」のメンバーも会員になっている『明宝山里研究会』では、毎年ゴールデンウィークに植樹祭を開催しています。今年は「里山倶楽部」の活動地でもある栃尾地区で約300本の苗木が植えられたそうです。

そんな苗木を守るために下草刈りをしたいところですが…。「里山倶楽部」では、誤って苗木を刈ってしまわないよう、「苗木の生きる力を信じて、苗木が根づき太くなるまでは下草刈りに入らない。」そうです。
かといって、大事な苗木を放置するわけにもいきません。定期的に見回れるように周辺はしっかり下草刈りを行います。
「里山倶楽部」では、子どもも大人も男性も女性も大歓迎!自分がやりたいと思う活動を楽しむことができます。ですから草刈り作業も、女性でもやる気があれば貴重な戦力として迎え入れてもらえます!
1から草刈り機の使い方を教えていただき、防塵・防音機能がついたヘルメットに長靴・軍手で安全対策もバッチリ!これなら安心してチャレンジできますね!

苗木を守る電気柵で動物対策も行います。「機械では電気が流れとることになっとるけど、触ってみても全然流れとる感じがしんな?なんでや?」「人間が触って何も感じんのやで、動物なんて逃げてかへんぞ?」と、線をつなぎなおしたりアース線の場所を変えたりと試行錯誤。「ひとまずこれでまた様子をみよう!」

「栃尾里人塾」の活動拠点となる、地域の古民家の軒先に、おもしろいものを発見しましたよ!
「森で伐った木の切り株が、明宝の形に似ていたから持ってきた!」と、この明宝地図の作成に至ったのだそうです。この発想が素敵ですね!!

この日は、「農」活動でも一大プロジェクトが実施されていましたよ!
昔は田んぼにドジョウがいたという思い出話の言葉から、「米づくりと一緒にたくさんの生き物が暮らしていける田んぼをみんなで考えていきたい。」という願いを持って、「どじょう田んぼ復活作戦」での米づくりを行います。
どじょうが棲める田んぼであれば、できるだけ農薬は使いたくないと、手植え、草刈り、手刈り、はさ掛けまで、昔ながらのやり方も学びつつ「安心・安全・美味の極上のお米」づくりに挑戦します。昨年は「郡上おいしい米コンテスト」で、88点中12位。食味値はなんと2位という快挙を収めました!今年も更なるおいしさを求めて田植えが行われます。
頑張るお母さんたちの傍で、お尻も顔も泥んこになって遊びながら見守る子どもたち。最初こそ汚れるのを心配していましたが、「後で着替えればいいから気にしなくていいよ~!」という寛容なお母さんたちの言葉に、思う存分楽しめたようです!

看板娘(?)のヤギのメイちゃんも皆様のお越しをお待ちしてますよ!
こうして終えた「里人塾」1日目。夜の「あとふき」(交流会)では里山の恵みをいただきながら、あんなことがやってみたい、こんなことができないかな?なんて、未来に続く里山づくりのヒントとなる会話が繰り広げられたみたいですよ!
「かなぎの森づくり」が始まるずっと前に、何気なく交わされた会話の中で森について話題になったことがあったそうです。そこでは、人が山に関わらなくなったことが原因で川の水や獣害に影響を及ぼしているのでは…と、里の問題が結び付いたようです。そこから「森をなんとかしたい。」「オヤジやじいさんの育ててくれた木を大切に使いたい。」と、“未来のために今やれること”に取組む「森づくり」活動がスタートしました。
そんな素敵な「森づくり」活動にも触れられる「栃尾里人塾」は、今年はまだ5回も開催されますよ『ふるさと栃尾里山倶楽部』のブログページをチェックして、ぜひご参加ください!!
街住民と里住民とをつなぐ新しい「結」のカタチとして開催される「栃尾里人塾」!郡上市明宝地域にある栃尾地区を第二の故郷として愛着を持って、街住民が年6回程度1泊2日の里人体験に訪れます。そしてまた、そんな参加者を心待ちにしている里住民とが協働で、未来に続く里山(集落)づくりを行っています。
5月14日(土)、15日(日)。活動6年目となった2016年度の活動が始まりました!!

「栃尾里人塾」を主催する『ふるさと栃尾里山倶楽部』(以下「里山倶楽部」)では、「森・自然エネルギー・農」の3つのテーマで里人活動を行います。
「森」活動では、子どもたちが遊びまわれるような「かなぎの森づくり」を目指しています。「かなぎ」とは「広葉樹」のこと。「この山で生まれた幼木と、この山の木になった実や種で苗木を育てて、この山にかえしていきたい。」との想いで森づくりに取組みます。
「里山倶楽部」のメンバーも会員になっている『明宝山里研究会』では、毎年ゴールデンウィークに植樹祭を開催しています。今年は「里山倶楽部」の活動地でもある栃尾地区で約300本の苗木が植えられたそうです。

そんな苗木を守るために下草刈りをしたいところですが…。「里山倶楽部」では、誤って苗木を刈ってしまわないよう、「苗木の生きる力を信じて、苗木が根づき太くなるまでは下草刈りに入らない。」そうです。
かといって、大事な苗木を放置するわけにもいきません。定期的に見回れるように周辺はしっかり下草刈りを行います。
「里山倶楽部」では、子どもも大人も男性も女性も大歓迎!自分がやりたいと思う活動を楽しむことができます。ですから草刈り作業も、女性でもやる気があれば貴重な戦力として迎え入れてもらえます!
1から草刈り機の使い方を教えていただき、防塵・防音機能がついたヘルメットに長靴・軍手で安全対策もバッチリ!これなら安心してチャレンジできますね!

苗木を守る電気柵で動物対策も行います。「機械では電気が流れとることになっとるけど、触ってみても全然流れとる感じがしんな?なんでや?」「人間が触って何も感じんのやで、動物なんて逃げてかへんぞ?」と、線をつなぎなおしたりアース線の場所を変えたりと試行錯誤。「ひとまずこれでまた様子をみよう!」

「栃尾里人塾」の活動拠点となる、地域の古民家の軒先に、おもしろいものを発見しましたよ!
「森で伐った木の切り株が、明宝の形に似ていたから持ってきた!」と、この明宝地図の作成に至ったのだそうです。この発想が素敵ですね!!

この日は、「農」活動でも一大プロジェクトが実施されていましたよ!
昔は田んぼにドジョウがいたという思い出話の言葉から、「米づくりと一緒にたくさんの生き物が暮らしていける田んぼをみんなで考えていきたい。」という願いを持って、「どじょう田んぼ復活作戦」での米づくりを行います。
どじょうが棲める田んぼであれば、できるだけ農薬は使いたくないと、手植え、草刈り、手刈り、はさ掛けまで、昔ながらのやり方も学びつつ「安心・安全・美味の極上のお米」づくりに挑戦します。昨年は「郡上おいしい米コンテスト」で、88点中12位。食味値はなんと2位という快挙を収めました!今年も更なるおいしさを求めて田植えが行われます。
頑張るお母さんたちの傍で、お尻も顔も泥んこになって遊びながら見守る子どもたち。最初こそ汚れるのを心配していましたが、「後で着替えればいいから気にしなくていいよ~!」という寛容なお母さんたちの言葉に、思う存分楽しめたようです!

看板娘(?)のヤギのメイちゃんも皆様のお越しをお待ちしてますよ!
こうして終えた「里人塾」1日目。夜の「あとふき」(交流会)では里山の恵みをいただきながら、あんなことがやってみたい、こんなことができないかな?なんて、未来に続く里山づくりのヒントとなる会話が繰り広げられたみたいですよ!
「かなぎの森づくり」が始まるずっと前に、何気なく交わされた会話の中で森について話題になったことがあったそうです。そこでは、人が山に関わらなくなったことが原因で川の水や獣害に影響を及ぼしているのでは…と、里の問題が結び付いたようです。そこから「森をなんとかしたい。」「オヤジやじいさんの育ててくれた木を大切に使いたい。」と、“未来のために今やれること”に取組む「森づくり」活動がスタートしました。
そんな素敵な「森づくり」活動にも触れられる「栃尾里人塾」は、今年はまだ5回も開催されますよ『ふるさと栃尾里山倶楽部』のブログページをチェックして、ぜひご参加ください!!
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