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2017-08

大人として・・・子どもをどう育てたいですか?(ぎふ木育指導者研修)  - 2016.05.19 Thu

5月14日(土)関・岐阜県博物館(百年公園内)において、『ぎふ木育指導者研修「なぜ木育が必要
なのか?」』
が行われました。
講師はぎふ木育推進委員でもある共育工房IPPO主宰の福島計一さんを先生としてお招きし、1日木育について学びました。

木育指導者研修・挨拶

午前中の講義は「木育概論」
今「木育」は、食育とならんで大変注目されています。木育とは「木と触れ合い、木を学び、木と生きる」活動であり、考え直していくための教育です。
「木育」を1日で理解することは難しいですが、木(樹)のこと、道具のこと、伝え方やプログラム化など先ず、木育を取り組もうとする全ての人が抑えてほしいことです。

木育指導者研修・説明

日本は昔から「木の文化の国」です。戦後植えた木は今が使い時 ”いい頃”だそうで、木を有効に
利用していこうという国の動きも大変活発化してきています。
また日本は国土面積に対する森林面積の割合が、世界の森林率第3位(68.5%)となっており、こういった観点からも木材利用の動きが「木育」にも大きな影響を与えているとのこと。
ここで、福島先生から実際に色んな木材を見せて頂き「この木何の木?クイズ」ということで、先生の楽しい話術を含め多くの出題にチャレンジしました!
日頃よく目にする「スギ」や「ヒノキ」、あまり聞き慣れない名前の「アオダモ」まで。何十種類の
木の名前を耳にする中、野球のイチロー選手のバットの木に使われているという「アオダモ」が、何故か耳に残りました。
いつの間にか木の種類を覚えることから、その活用性や子どもから大人までが木への親しみや木の文化への理解を深めて、木材の良さや利用の意義を学ぶ教育活動である木育への取組も広がっているということを学びました。

木育指導者研修・木の感触

子どもに何を選び、何を与えるか?
成功や失敗、プラスになることだけではなく、マイナス的なことも体験させることは大切である。
また、「知る」ことは、「感じる」ことの半分でしかない。感じることとは五感(触角・嗅覚・味覚・
視覚・聴覚)をバランスよく使い刺激を与えることが必要であると福島先生はおっしゃる。会場には木育に関わる数多くの本や、色んな木で出来た作品等も並べられ、実際に見て触って参考になるものが沢山ありました。
「あ!これ読んだことあるね!」「読み聞かせしたことがある!!」
そんな声があちこちから響きわたりました。

木育指導者研修・見本

~木育とは?~
木とふれあい、木に学び、木と生きる」この姿が大切である。     
聞けば当たり前のようだが、当たり前ほど難しいものはない。最近では、情報化が進み、ゲームの普及率が著しく増加。今の子供はおもちゃと遊んでいるのではなく遊ばれているという。
そのため人と関わる力が備わらず、自分で考え行動することが苦手である。
わたしたち大人の役目は、子供が感じたことを一緒に共感じてやり、それをまた木育を通して
伝えることが大切
なのではないか、ということで午前のまとめとなりました。

午後の部は、ぎふ木育推進委員4名の方もお招きし、木育プログラムの体験です!

木育指導者研修・指導員

外での実習の前に、先ずは自然物を使って遊ぶための「視点の転換」ということで、想像力を働かせるための練習をしました!
安野光雅さんの『もりのえほん』(福音館書店)の中からみんな必死に動物を見つけ出します。

木育指導者研修・班討議

「見える!見える!」「向き変えたら鳥に見える~!」「あと1つどこ~?」
みんな絵本のとりこです!福島先生からのヒントを得ながら全て制覇!!
本を使っての練習の後は、さあ!いよいよ、全員で「自然観察のこみち」へと出かけます♪
まずは森でのリスク管理や自然の見方などの訓練をしてから・・・
福島先生から具体的な写真を見せていただき、危険な生き物や対処法を学びました。

木育指導者研修・危険説明

いよいよ日本の食文化で使われてきた「折敷(おしき)」をヒントにプレートを制作!
「ままごとあそび」の実習です!
花や実や枝など、自分の身近なところにある自然素材を拾い集めます。

木育指導者研修・散策

まるで童心♪ プレートには沢山の木の葉やドングリ、花や実が並びます。
「これ朴葉ずし~!」「私の見て!ハンバーグ!」「お刺身もあるよ~!」
お子様ランチからステーキセットまで♪枝で出来たナイフやフォークもあります!
自然物を使って遊ぶための「視点の転換」てスゴイですね!皆さん慣れたものです。

木育指導者研修・発表

マイプレート完成~!皆で手を合わせて「いただきます!」
各グループ毎に優秀作品を選び、順番に発表です。どれも甲乙つけがたい作品がズラリ!

木育指導者研修・作品

発表の後はみんなで手を合わせ「ごちそうさま!」
全員が大満足の笑顔です♪

もてなす喜びを体験し、じっくり目で見て歩き自然を感じることは子どもだけじゃなく、大人も大切であり、すぐに現場でも役立つ『ままごとあそび』を通して各々の意義を知ることができました。

最後は各木育推進委員の先生方との打ち合わせを行い、それぞれに研修のまとめ「ふりかえりシート」を記入しました。

木育指導者研修・ふりかえり

1日の研修を通して、子供たちにどう育って欲しいか、今後どんな「木育」に取り組んでみたいか、それぞれの視点でじっくり考えるとても有意義な体験型研修となりました。
どんなに便利な世の中でも、人と人とのつながりを大切にし、子どもをはじめとするすべての人が、木とふれあい、木に学び、木と生きる。そんな中で感性豊かで健やかな未来へはばたく子ども達を育てる、そのためには私たち大人は、森林環境をはじめとする様々のことに責任を持ちながら行動していかなくてはなりません。
今回のこの「木育指導者研修」を通し、改めてそう強く心に感じました!
また、講師の福島先生をはじめぎふ木育推進委員の先生方はとても熱心で気持ちが温かく、今後もより多くの機会で先生方より「木育」についてご指導頂ける日をまた楽しみにしています。

Wrote:田中
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