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2017-05

ぎふ木育地域キャラバン サポーター養成講座@可児 - 2015.05.29 Fri

 岐阜県は、平成24年度から、8月第1日曜日の「ぎふ山の日フェスタ」との併催によりJR岐阜駅前のホールで「ぎふ木育キャラバン」を開催してきました。
 このイベントは、赤ちゃんからお年寄りまでが一緒になって、木とふれあい・親しむことの楽しさ・素晴らしさを体験していただくためのイベントです。

木育研修可児・キャラバン

 そんな「ぎふ木育キャラバン」を、昨年度からは岐阜県内各地でも開催し「ぎふ木育」の輪を県内各地へ広げています。

 しかし、岐阜市で実施していた内容をそのまま持っていくだけでは、「ぎふ木育」の目指す形ではありません。地域にお住まいのみなさん、保育・教育に関わるみなさん、森や木の素晴らしさを伝えたいというみなさんが、一緒になって主体的に作り上げる、そんなキャラバンとしたいのです!!
 そのため、木育キャラバンの開催予定地において、事前の研修会を開催し、木育キャラバンに興味のある方、主体的に関わりたいという方々に参加していただきました。今回は可児市です。


研修会のプログラムはこんな感じ。
 午前 (講義)『子育て世代へ伝えたい木の魅力・木育のチカラ』  
       講師:ぎふ木育推進員 入江 鐵夫さん
 午後 (実演)『明日から実践してみよう!木のおもちゃを活用した木育』
        講師:ぎふグッド・トイ委員会おもちゃコンサルタントマスター 浅野 美香子さん
    (実習)『みんなで考えよう、地域の特色を活かした木育ワークショップ』
 午前中は、ぎふ木育推進員の入江鐵夫さんから、知っておきたい木のこと、森のことを教えていただくとともに、木育で何を伝えたいのかを語っていただきました。

 入江さんは、企業を退職後に岐阜県森林文化アカデミーで木工について学び、卒業後の2006年4月に可児市で『行灯工房(http://www.ctk.ne.jp/~tetsuo-i/index.html)』を開設し、行灯を中心に製作されてきました。平成21年度からは、県から「木育推進員」を委嘱され、県内各地の保育園・幼稚園・小学校での木育教室を開催されています。いつも園児からは「森のおじさん」として親しまれ、園の職員や保護者の方からも好評を得ています。

木育研修可児・入江さん

 話しを聴くばかりではわからないこともあります。
 途中、実際に薄い木片を削り、しおりづくりを体験しました。樹種は、ヒノキ、ホオ、サクラです。好きな樹種を選び、紙やすりで好きな形に削ります。

木育研修可児・ワークショップ

 作ったあとは、なぜその樹種を選んだのか、なぜその形にしたのかを参加者のみなさんに発表してもらいました。
 『想いを形にする』 そんな体験を通して、木育で伝えたいことを伝えるポイントを学びました。
 さて、お昼休憩を挟んで、午後のプログラムのために、参加者のチーム分けをしました。

木育研修可児・チーム

 今回の研修の参加者は、地域で木育に興味のある住民の方のほか、地元の環境保全団体の方、木造建築工務店や木工品販売業など木材に関わる方、保育士、大学生、行政職員など、幅広い立場と年代(20代~70代)の方々です。
 そんなみなさんをバランスよく3チームに振り分け、午後のプログラム開始です。

 午後からは、「ぎふグッド・トイ委員会」代表でおもちゃコンサルタントマスターの浅野美香子さんによる実演『明日から実践してみよう!木のおもちゃを活用した木育』です。

木育研修可児・浅野さん

 ぎふの木のおもちゃを紹介し、参加者のみなさんに、遊びながらその魅力を感じてもらいます。
 例に出したのは「つみぼぼ世界選手権」
 8月にJR岐阜駅前じゅうろくプラザで開催している本家「ぎふ木育キャラバン」でも実施している人気プログラムです。

木育研修可児・つみぼぼ

 とにかくみなさん、童心にかえり、真剣に、夢中で遊ぶのです。
 夢中になる体験は、潜在能力が引き出されて、その後の成果につながります(フロー理論と言います)。

 また、2014年度グッド・トイに選定された『まあるいつみきmini』を使い、布の袋に入れた状態で、手ざわりだけで、自分の好きな木を選んでもらいます。次に、机の上に出し、見た目で好きな木を選んでもらいます。目を閉じて、匂いだけで選んだらどうなるでしょう。

木育研修可児・五感を使って

 五感によって選ぶものは違ってきますし、イメージと現物は違うことは多くあります。木のおもちゃを通じて、それを体験からわかってもらいました。その日の体調によっても選ぶものが違ってくる場合もあるそうですよ。

 さて、頭と心がやわらかくなったところで、最後に『みんなで考えよう、地域の特色を活かした木育』のワークショップです。まずは以下のことをみんなで考えます。
「この地域の強み、地域らしさは何ですか?」
  → ・多文化共生社会(海外の人が多い)。
    ・ベッドタウン(自然遊びのノウハウのある世代層が厚い)
    ・学校登山でも親しまれる鳩吹山
    ・市の木はクロマツ
    ・大きなパルプ工場
伝えたいことは何ですか?」
  → ・可児の身近な自然のこと
    ・樹を育てる楽しさ
    ・五感で感じること
    ・鳩吹山の樹(ガンピやタカノツメ)を使った遊び
    ・パルプの原料がヒノキであること

 以上を踏まえたうえで、プログラムを組み立てていきます。
 考えるうえで大事なことは、1.やりたいこと、2.できること、3.社会が求めていること、のバランスです。
 具体的な事項としては、「用意する物」「時間」「対象年齢と人数」「導入→展開→まとめ」などです。
 今回は3つのプログラム案が出ました。それぞれチーム代表者が発表し、意見をもらいました。

木育研修可児・意見交流

 さてさて、研修会で生まれたプログラムは、まだまだ消化不良…。
 研修会後にプログラムを練り上げて、6月13日(土)に『花フェスタ2015』会場内の「花のミュージアム」で開催する『ぎふ木育キャラバン』で来場者に披露する予定です。ご家族揃ってお越しください!

Wrote:県庁恵みの森づくり推進課 長沼
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『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
森づくり活動に必要な用具や木のおもちゃなどの無料貸出も行っています。
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