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2017-01

間伐の大切さを再確認!(揖斐川町立春日小学校) - 2014.11.15 Sat

 岐阜県では、「自然体験活動や森林環境教育を行いたい!」と思っている学校に対して支援する『緑と水の子ども会議』を行っています。
 11月14日(金)、『揖斐川町立春日小学校』の活動におじゃましてきました。

山菜の里いび

 活動の講師を務めるのは、揖斐地域を中心に自然体験や木育活動を行う『NPO法人 山菜の里いび』の小寺さん。山や森林の災害について写真で学んでから森林へと向かいます。

山菜の里いび・山での出会い

 森林ではいろんな出会いがあります。
 景色が良く見える開けたところでは向かいの山も良く見えます。「春日地域では炭焼きが盛んだったから、昔は炭や薬草を背負って、あの山を越えて売りに行っていたんだよ。」
 写真右下、林道にはシカの糞にも出会いました!シカは、小さくてコロコロした糞をまとまってするんですね!

山菜の里いび・広葉樹

 ここは広葉樹が茂る「自然林」
 「この木や森の感じをよく覚えておいてね!根っこの生え方もよく見ておいて!」と、小寺さん。

山菜の里いび・針葉樹

 しばらく歩くと、先程の森とは様子が違う森(「人工林」)になりました。
 「さっきの森と、何が違うかな?」という小寺さんの問いかけに、「木が多い。明りがあまりさしてなくて暗い。さっきは、木が小さいから明かりがさして明るかった!」「光があたらないから少し寒い。さっきの所は光が当たって暖かかった!」「根っこが細くて短い。さっきのは根っこがすっごい太かった!」など、みんなとてもいいところに気が付いていますね!
 子どもたちの気づきに付け加えて、「誰か気付かないかなぁ…。こっちは草が全然生えてないのわかる?ここはね、草がないから表の泥だけ流れて、石ころばっかりになるから、木が倒れやすくなるんだよ。だから、そういった災害が起きないように、豊かな森にするために間伐が必要なんだね。間伐して、その木を使うことが大切なんだよ!」と、小寺さん。子どもたちが前回体験した間伐で学んだことの再確認にもなりますね!

山菜の里いび・植生調査
 
 5m四方に区切った調査範囲内に何種類の植物が生えているか調べます。
 「これは一緒かなぁ?」「ちょっと違うんじゃない?」と、友達と確認しながら植物を集めてきます。小さい草木がたくさん集まりましたね!

山菜の里いび・植樹

 先程の植物を集める時に、根っこから上手に引っこ抜いてきてくれた子が何人かいました。
 小寺さんの「これはドングリができる大事な木だから、もう一回土に戻して植えてあげよう!」という言葉で、なんと植林体験までできてしまいました!

山菜の里いび・土中の生き物調査

 さて、最後に行うのは、土の中の生き物調べです。
 「落ち葉や表面の土を優しくどけてあげると、小さ~い虫が見つけられるよ!」と教えてもらうと、スコップと虫眼鏡を持って探し始めます。
 最初は「なんもいないよ~?」という声もありましたが、見つけるのが難しいと逆に燃えますよね!まるで宝探し!一生懸命、虫眼鏡を覗き込みます!
 「いたよ!なんだこれっ?」「あ!ミミズいた~!!」「5匹も見つけたよ~!!」など、目が慣れてくると次々と見つけられたようです!
 子どもたちの様子を見て、小寺さんはこう伝えます。「小さい虫を大きい虫が食べて、それを昆虫などが食べて、それを小動物が食べて、それを鳥や大きい動物が食べて、順繰りになっている、全ての動物が生きられる仕組みができている。これは春日の森のすばらしさだね!」

山菜の里いび・樹液

 帰り道の途中で子どもたちがスギの木の幹に集まって木の皮を剥がそうと頑張っています!これは、森についたばかりの時に、小寺さんから聞いた「木の樹液は舐めると甘いんだよ!」という言葉を体験しようと(体験学習の途中でお腹が痛くなったら大変なので、最後まで我慢したのですよ!!)頑張っているところです。残念ながら樹液は出てこなかったので体感することはできませんでしたが、「いつかやってみたい!」という次への目標ができたようです!
 写真右で小寺さんが手に持っているのは、ムササビの巣の一部が木から落ちたものだそう。みんなが樹液に一生懸命になっているほんの少しの間に、こんな貴重なものが見つけられるんですね!

山菜の里いび・少年団

 こうして、自然林と人工林の違いや、森の植物や生き物など、さまざまなことを学んだ子どもたち。
 小寺さんのまとめの言葉でこの日の活動は終了します。「このあたりの森は、珍しい鳥やチョウチョも見られるんだよ!それだけ自然豊かな森だということだね。木を伐ることは森を傷つけるイメージかもしれないけど、新しい森に生まれ変わるということでもある。だから一生懸命間伐して森を元気にしていこう!
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Author:ぎふ森林づくりサポートセンター
『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
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