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2017-05

地域愛で温泉作っちゃいました!(木の駅 上石津) - 2014.11.13 Thu

 全国に30近くある「木の駅」。(『木の駅プロジェクト』について詳しくはコチラ
 11月9日(日)、『木の駅 上石津』の活動におじゃましてきました。

木の駅上石津・作業確認

 木の駅の活動は、通常は山主さんたちが個々で収集した林地残材を「木の駅」に出荷するものですが、『木の駅 上石津』では、年に3,4回程度、集まって皆で活動するそうです。
 『木の駅 上石津』の運営を行う『木の駅上石津実行委員会』会長の坂口さんから、この日の作業確認があり、活動開始です。

木の駅上石津・ロープ

 早速伐採に取りかかりますが、いきなり木を伐るのではなく、まずはロープで木を結びウインチ(回転ハンドルを使ってロープを巻き取る道具)をつなぎます。
 これは伐採する木を倒したい方向へ確実に倒すため、(他にも、倒す木が他の木の枝にかかって倒れない時に引っ張る役割もあります。)安全な伐採のために必要なことです。
 普段は個々で山に入って作業をしている会員さんたちですが、この日のように集まって作業をする時があると、正しい道具の使い方の確認もできていいですね!

木の駅上石津・伐倒

 ロープが張れたらチェーンソーで伐っていきます。
 木が傾き始めたらチェーンソーを止め、ウインチでロープを巻き取り、引っ張って倒します。

木の駅上石津・玉伐り

 倒した木の枝を落とした後、木の駅に出荷するための長さに合わせて切っていきます。

木の駅上石津・運び出し

 切った木を森から運びだします。
 倒したばかりの木は水分を多く含んでいるので、とっても重いのです!
 ところがそんな重い木材を軽々と運んでいく会員さん。無理は禁物なので、重たい木は協力して運び出します。
 軽トラに積み込むために、林道まで運びだされた木材がずらっと並ぶのを見ると、作業の達成感を感じますね!

木の駅上石津・積み込み

 木材を軽トラに積み込み、走っているときに落ちないようにロープで固定していきます。
 写真右上は、木の年輪を数えてみました。細いように見えても、何十年と歳を重ねている木だと実感すると、木や森林を育てるのは時間がかかるのだと再確認できますね!だから森林を大切にしていかなくてはならないのです!

木の駅上石津・ステーション

 軽トラが木の駅に到着すると、協力して木材をおろします。
 丸太を2本橋渡しして、その上をコロコロと転がしていきます。
 林業は力作業が多い仕事。1つ1つの作業を少しでも楽にすることが、安全に長く作業を行えるコツですね!
 ここで「木の駅」に運び込んだ木材が、後日「里山券」として地域通貨に換わるのです!

木の駅上石津・里山券活用

 ここは『手づくり工房あめんぼ』。手作りピザが地域の方たちからも大人気のお店です。
 このお店は、上石津地域で「里山券」が使える26店舗のうちの1つ。この日は稼いだ「里山券」を使って、おいしい手作りピザをいただきました!
 地域の林地残材を運び出して地域通貨に換え、それを地域のお店で活用する。
 『木の駅プロジェクト』は、正に「山をきれいにして、町を元気にする」素敵な活動ですね!!

木の駅上石津・上石津温泉

 さて、こちらは『かみいしづ温泉 湯葉の湯』です。
 木の駅で収集した木材を地域内で活用するという理想の形を実現すべく、「活用する場所がなければ作ってしまえばいい!」と、地域の公民館の一角をお借りして、手作り温泉を作ってしまいました!!表から見ると普通の公民館。この建物に温泉?と、疑いたくなってしまいますが、中に入ると、見事なまでに立派な温泉がお客さんを迎えてくれます!!
 『木の駅 上石津』事務局を担当する三輪さんが、木の駅に出された木材を使った薪で温度調整をしてくださっていますが、今後、毎日営業(現在は曜日指定で週2or3日の営業)できるような温泉施設を建てていきたいと頑張っています。そうすれば木の駅に出荷される木材の多くをここで活用できることになるので、地域内で全て消費できるようになるのだそうです。さらに、温泉施設ができることで地域内の雇用も増えるので、ますます町が元気になっていきますね!


木の駅上石津

 『木の駅 上石津』は30~80代の32名の会員さんで活動を行っています。
 この日は雨天のため2時間程度の作業でしたが、8人で軽トラ2杯分の木材の搬出を行いました。軽トラ2杯分で約4,000円くらいの「里山券」になります。あんな大変な作業をして4,000円分?割に合わないどころではないですよね?
 でも、お金じゃないんですよ!利益にならないからと森林を放置した結果が、今、森林の荒廃や災害に弱い森林という現状をまねいています。木の駅プロジェクトに取り組むことで、今まで放置されていた林地残材が活用されて、地球温暖化ストップに少しでも役にたって、山がきれいになって、町が元気になる。そして自分にはご褒美としての晩酌代(里山券)が返ってくる!!とにかく、山をきれいにして、地域を元気にしたいんだという想いで『木の駅 上石津』は活動しています。
 そんな地域愛にあふれた人たちが活動する上石津地域(大垣市上石津町)にぜひ足を運んでみてください!!
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『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
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