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2017-01

レッツ・きらめき☆(日本熊森協会 岐阜支部) - 2014.07.29 Tue

 動物たちに帰れる森を、地元の方たちに安心を!
 熊をシンボルとして奥山保全・再生に取り組んでいる『(一財)日本熊森協会 岐阜支部』(以下「熊森」)の活動におじゃましてきました。

熊森

 毎月1,2回の活動。7月20日(日)は関市寺尾地域の山林で「きらめき間伐」を行いました。

熊森・入山挨拶

 集合場所から徒歩5分。森の入口に着いたら、山の神様にご挨拶。「これから山に入らせていただきます。今日も無事に作業が行えますように…。」

熊森・入山

 山道を歩いた先にある手作りの日よけ広場で一息ついたら活動開始です。

熊森・作業説明

 この日の作業は「きらめき間伐」。まずは見本を見せていただきながら作業説明。
①(写真左上)事前にビニールテープで印をしてあった間伐する木について、のこぎりを使って地面から30cmほどの高さのあたりに、木の皮の部分をぐるっと一周切れ込みを入れます。
②(写真左下)写真右上の竹で手作りされたヘラを使って、木の皮の部分に縦向きに切れ込みを入れていきます。
③(写真右下)①と②で入れた切れ込みで木肌からはがれた木の皮を引っ張って、①の切れ込みの上・下方向に剥いでいきます。
 この日の作業はここまで。このように木の皮の部分を剥ぐと、樹の水分が乾燥して立ち枯れの状態に近付いていくそう。そして水分量が少なくなったところで(木材として利用できる水分量になるまで、だいたい1年半くらいかかるそうです。)チェーンソーで伐り倒すと、樹が軽い状態での伐倒になるので、女性や子どもでも比較的楽に間伐ができるのだそうです。

熊森・作業1

 説明を聞いたら、ひたすら樹の皮を剥いでいきます。
 のこぎりでぐるっと切れ込みを入れて、竹ヘラで縦向きに切れ込みを入れて…

熊森・作業2

 ベリッと剥ぎます~!!「レッツ・きらめき~☆」の掛け声で樹の皮がスルスルと剥がれていきます。 気持ちいいほどきれいに剥げる皮がおもしろくて、夢中になってどんどん作業が進んでいきますよ!
ところでこの掛け声にもなる「きらめき間伐」の由来は、皮を剥いで見えてくる木肌が「きらめき」。間伐で森の中が明るくなって「きらめき」。そしてこの日もう1つ、皮を剥ぐ時に上から降ってくる皮のかけらがパラパラと「きらめき」が加わりました!!最も皆さんの笑顔が一番「きらめき」でしたけどね!!
 皮を剥いだら見えてくる木肌の美しいこと!!ツルツルスベスベの木肌に触れると、中から水分が溢れ出ていました。「この水分、ほんのり甘いんですよ!ぜひ舐めてみてくださいよ!!」とのお勧めに、せっかくなので舐めてみると…、ん?甘いのか…?どうやら、私が舐めたのは皮を剥いで時間がたったものだったから、甘さが抜けてしまったのかもしれないそうで、皮を剥いだ直後だとほんのり甘いとのこと。機会がありましたらぜひ試してみてください!!

熊森・作業後

 写真左、皮を剥いで現れた木肌にボコボコと波状のふくらみがあるのがわかりますか?このボコボコの部分が木材に加工した時に、とても貴重な「絞り模様」になるのです!!果たしてどんな値がつく模様を見せてくれるのか…切り倒すのが楽しみですね!!
 写真右は、作業後の森です。ここの森も、活動を始めたばかりの頃は光が差し込まない真っ暗な森で、地面に生えている植物がほとんどない状態だったそうです。その森が、「熊森」の皆さんの活動のおかげで、こんなに明るく光が差し込み種類豊富な植物が育つ森へと変化を遂げています。
 この日の参加者は20名。23本の皮剥ぎ作業を行いました。なんと1人1本以上の作業ができたようです!!なかなかの体力仕事を効率よく。皆さんよほど楽しかったのでしょうね!!

熊森・自然共生

 帰り道には会員さんが活動をかけもつ『NPO法人 自然生活共生会』の活動場所を見学させていただきました。全国各地で増え続けている耕作放棄地をどのように活用していくのか…。とても興味深い意見交換が行われました。

熊森・集合

 とても充実した作業を行った「熊森」の皆さん。
 写真を見ても一目瞭然ですが、女性の参加者がとても多いのです。毎回活動日の参加者の男女比はほぼ半分ずつくらいだそう。作業内容を「きらめき間伐」などのように、女性や子どもでも比較的楽にできる方法にするなどの配慮によって、女性の参加率が維持できているのではないでしょうか。
 皆さん世間のニュースや熊森の講演会を聞くなどして、森や自然が手遅れな状態を知り、「自分たちのツケがまわってきている。」「自分のできる範囲でいいから関われるなら関わりたい」と思って活動を始めたそうです。子どもでも頑張ればできる作業内容だったので「子どもさんにも参加してもらえるといいなぁ。」「子どものうちから自分たちの問題として体験していくようになるといいなぁ。」「皆が自然を自分のこととして取り組んでいけるといいなぁ。」と、とても深い感想が飛び交って、充実した作業日でした!!
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『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
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