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2017-03

信じて待つ…豊かな自然の中での子育て(自然育児 森のわらべ 多治見園)その1 - 2014.07.11 Fri

 全ての人が生まれ持つ、自ら成長していこうとする力を“信じて待つ”。豊かな自然と温かい人々に囲まれて、柔らかく、たくましい心と体を育む。ひとりひとりが自分らしく輝いて、自分を生きる…。(「森のわらべ多治見園」育児にかける願いより)
 豊かな自然の中での子育てを行う「森のようちえん」、その取組みは全国に広がっています。7月8日(火)、『森のわらべ 多治見園』(以下「森わら」)の活動におじゃましてきました。

森わら1・ミーティング

 子どもたちが集まってくる前に、スタッフミーティングを行います。お休みや遅刻の子の情報共有、今日の流れなどを確認していきます。
 写真左端が園長の浅井さん。「森わら」は2009年6月に開園して、今では年1回の募集が毎年定員オーバーとなるほどの人気のようちえんです。

森わら1・出席カード

 集まってきた子どもたちは、出席カードにシールを貼って、今日の日付を書いてもらいます。「今日は何色にしようかな~!」と、シールの色を選ぶのも楽しみのひとつ。
 写真右は、ようちえんが始まるのを待ちきれない男の子。すでに木登りを楽しんでいます!

森わら1・朝の会

 皆集まってきたので朝の会を始めましょうか。「♪森わらっこ、森わらっこ、森わらっこ~♪」歌が始まると、子どもたちはダッシュで集まってきます!「始めるよ~」や「集まって~」ではなく、歌が集合の合図だなんて、とてもあたたかい合図ですね。
 写真右上は出席をとっています。名前を呼ばれたら元気に手を挙げて「は~い!」と返事をしてくれる子や、嬉しい気持ちがおさえきれず、ダッシュで駆けてきてハイタッチで返事をしてくれる子も!年少・年中・年長さんの「森のようちえん」スタートです!!
 朝の会が終わったら森へ出発!一目散に森の入口まで駆けて行く子もいましたよ!

森わら1・まむし注意

 森をしばらく歩いて行くと、何やらみんな集まっていますね。森の中の“マムシに注意!”の看板が新しく変わっているようです。マムシの絵ではなく、写真での注意喚起。「わかりやすくていいね~」と、スタッフの方たち。「マムシが出たらどうするんだった?」「静かにさがって逃げる~」と、危機対策もバッチリ。
 森わらでは過去に赤ちゃんマムシに噛まれてしまった子がいました。大きいマムシについての知識はあったけれど、大きいマムシとは様子が違う赤ちゃんマムシについては全国的にも情報がなかったために起きてしまった事故です。
 その際、「森わら」では親御さんをすぐに集めての事情説明・対策検討を行い、全国につながっている「森のようちえん」へも情報発信を行いました。赤ちゃんマムシに噛まれてしまった子のお母さんは、「すぐに皆さんを集めて事情説明と、今後同じことがおきないように対策を考えてくれたので安心して任せることができた。」と、「森わら」をやめさせようなんて思いもしなかったようです。

森わら1・自然に触れる

 森の中を歩いていると、気になるものがいっぱい!!
写真左は遊歩道で見つけた葉っぱを使って笛のように音を鳴らして楽しみます。
 写真右は気に入った植物をちょっとだけいただいています。剪定バサミだって一人で使えるよ!!「森わら」では、大人用の道具も普段から使い慣れているようで、自分でできることはやろうと頑張っています。“信じて待て”ば、使い方や気をつけることだってすぐに覚えますよ!

森わら1・ポイズンリムーバ

 この日は、もうひとつ大事な危機対策が行われました。
 ハチに刺されたり、マムシに噛まれたりした時の応急処置、毒を抜くための「ポイズンリムーバー」の使い方を学びます。園長の浅井さんのお話を一生懸命聞く子どもたち。見た目はまるで注射器のような形から、痛いのではないかと怖くなってしまいますね。いざ、事故が起きてしまって毒抜きをする時に「怖いから嫌だ~!!」と逃げてしまっては意味がない。なので、前もって痛くないことを体感しておこうと、お話を聞いた後は実際に体験(写真右上)します。
 初めて体験する子は、いくら「痛くないから大丈夫だよ!」と言われても、やっぱり不安ですよね。その時、年長さんの子たちが、「練習しとかないと、刺された時にもっと怖いよ。」「今やっといた方がいいよ。」と、応援してくれます。お友達の応援もあってなんとか全員体験できました。これでほんとに刺されてしまっても安心して手足を出すことができますね。もっとも、事故は起きないにこしたことはありませんけどね。

森わら1・谷へ向かう

 「ここからは大男の谷へ向かうよ~!!」という合図とともに、遊歩道からはずれ、道なき道をかきわけて歩いていきます。
 写真では伝わり辛いですが、大人でも足を滑らせてしまいそうな急な坂道もなんのその!急で危ないところは、滑り台のように滑っていけばいいんだね~!と、お尻をついてザザザザザ~ッ!(写真左下)この自然の滑り台が気に入ったらしく、もう一回坂道を上ってきて二回も滑り落ちる元気さ!「(ズボン)べたべたになっちゃったね~!!」「そうだね~!あはははは~っ!!」と、とっても満足そうな笑顔(写真右下)で皆の後を追っていきましたよ!

森わら1・一緒に渡ろう

 いよいよ「大男の谷」に辿りつきました。
 小川を渡ると休憩場所です。大人は簡単にまたいで渡れる幅ですが、子どもたちの小さい体では渡るのも大変です。年長さんや年中さんは勢いをつけて「よいしょ!!」と、誇らしげに渡っていきますが、年少さんは怖くてなかなか渡れません。そんな様子に気が付いて、先に渡った年長さんや年中さんが戻ってきて「一緒に渡ろっか!!はい!」と、手を差しのべてくれるので、全員渡ることができました!

森わら1・女の子の遊び

 さて、谷では子どもたちが自由に遊べる時間。
 不思議なことに、男の子と女の子では自然に遊び方が分かれるみたいですね!
 こちらは女の子の遊び。「笹舟作ってほしい子~?!」と、小さい子のために笹舟を作ってあげる子(写真左)。作ってもらった笹舟を小川に流して遊ぶ子(写真右)。他にもままごとしたりと、指先や頭(想像力)を使った遊びがみられます。

森わら1・男の子の遊び

 一方こちらは男の子。そこに木があれば登るもの!!なのですかね?
 写真左下はつる植物のつるを釣りざおに見立てて釣り遊び!…ですが、小川を掘り起こして釣り堀づくりから始めます。
 写真右下は小川をうまくジャンプして渡れるかどうかの肝試し。「ギリギリだよ!ギリギリ!!」「よいしょっ!」「全然ギリギリじゃなかったよ~!!」普通に渡っちゃダメなんです。坂のギリギリまで下りて行ってからジャンプする。いかにギリギリまで我慢してジャンプできるかの肝試しのようです。
 男の子たちの遊びは体を使ったり、生き物に触れたりする遊びが多いようです。
 もちろん、男の子も女の子も一緒に遊ぶことはたくさんありますよ!女の子でも木登りする子はいますし、男の子はままごとの大事なお父さん役になりますけどね!!

~信じて待つ…豊かな自然の中での子育て(自然育児 森のわらべ 多治見園)その2~へ続く
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『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
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