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2017-02

楽しみながら環境を学ぶ(下呂市立中原小学校) - 2014.07.09 Wed

 岐阜県では「自然体験活動や環境教育を行いたい!」と思っている学校に対して支援していく『緑と水の子ども会議』という事業を行っています。
  『下呂市立中原小学校』の3,4年生の活動におじゃましてきました。

中原小・入口

 場所は下呂市萩原町『位山自然の家』の近くの森林です。
 この日の講師は『NPO法人 森のなりわい研究所』の伊藤さん(通称「やまんじ隊長」)。所々で森の見どころを説明しながらどんどん進んでいきます。
 写真左上は、森の入口。立派な石畳の登山道が目を引きます。昔は飛騨の匠たちがこの道を通って京に上っていたことから「匠の道」と名付けられたそうです。
 途中、モモンガが食べた樹皮の跡(写真右上)なども見せてもらい、だんご淵に向かいます。
 だんご淵ではしばしの水との触れ合い。

中原小・人工林

 更に急な坂道を登ると、人工林の中に1本だけ残る天然木(写真右上)が。周辺の人工林は樹齢20年程度ですが、この天然木だけはおそらく100年くらいなのではないかとのこと。周りの針葉樹に負けないで一生懸命生きる強さを感じますね。
 人工林の中でもさまざまなものに出会いました。子どもたちは、木工クラフトで使う材料として、見つけた木の葉っぱやきのこなどを袋に入れて持って帰ります。写真右下のハクビシンの糞はさすがに観察だけにとどめましたけどね。

中原小・生き物観察

 さて、匠の道の森から5分程歩いたところにある別の森にたどり着きました。
 写真左上は森の入口にあったクロモジ。小枝の切り口の匂いをかぐと、さわやかないい香りが。「ス~っとする~!」「なんかホオバみたいな匂いがする~!!」さすが「朴葉寿司」の産地である下呂市民の子たちですね!!
 写真右上は道端にひっそりとはえていたギンリョウソウ。漢字で書くと「銀竜草」。もう少し大きくなるとキリンの首のように長く伸びるのですが、その姿が竜のような形をしていることから名前がついたそうです。
 他にも珍しいものがみつかると皆欲しいですよね。誰が持って帰るか、平等にジャンケンで決めました。

中原小・自然林

 ここは先程の匠の道の森とは全く違う森ですね。木々が真っすぐ上に伸びている針葉樹林とは違い、ここの森は所々曲がっている部分もある広葉樹がほとんどの天然林です。たった5分歩いただけで、全く違う様子の森が見られるのですね。
 写真下はやまんじ隊長の草笛講座。上手に鳴らせた子も何人かいましたよ!

中原小・カエル

 帰り道で見つけた大きなカエル。「かわいい~!!」と、背中をなぜてあげたり、あまりにもかわいすぎて頭の上に乗せたり。「気持ちが通じ合った気がして…連れて帰りたかったな~。」と、とても気に入った様子。

中原小・川の生き物

 午後から、4年生は川の生き物観察。説明を聞いたら箱メガネを持って生き物探し。最初はやみくもに生き物を探していたけど、どこをさがせばいいのかコツをつかんでからは、「いたいた!!」という声が頻繁に聞こえました。
 捕まえられた生き物を観察すると、「きれいな川に住む生き物」に分類された生き物でしたよ。午前中に見てきた森林が近くにあるからこそ、川の水がきれいなのですね!
 観察がすんだら捕まえた生き物を川に戻して終了。

中原小・野鳥

 雨が降ってきたので位山自然の家の研修室へ移動して、やまんじ隊長による「野鳥講座」が始まりました。
 私たちの身の回りにいて、どこにでもいるように思われるスズメ。皆さんは自分の頭の中のイメージでスズメの絵は描けますか?写真左は、スズメの絵を描き中。よく見る物でも、注意深く観察していないと、なかなかイメージだけで描くのは難しいですね。皆それぞれのスズメができあがりました。
 他にも「ウグイスの体の色はうぐいす色じゃないよ!」「カラスにも種類があって、鳴き声も違うんだよ!」「カッコーのように、鳴き声から鳥の名前がついたものもあるんだよ。」など、とてもおもしろい話がいっぱい。やまんじ隊長が話してくれる鳥の名前を全てメモしながら一生懸命話を聞きました。

 森林の働きや役割について学べるだけでなく、自然を楽しむポイントがいっぱい詰まったやまんじ隊長の環境講座。ぜひ家族や友達とたくさん山や川に出かけて、楽しむポイントを活かしながら、更に自分なりの新しい発見を見つけていってください!
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