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2017-07

子どもの地域愛の原点を目指して(NPO法人 里山を守る会武並) - 2014.06.18 Wed

 6月14日(土)、恵那市武並地域で里山整備を行う『NPO法人 里山を守る会武並』(以下「守る会」)が活動を行う「たいれいロードパーク」におじゃましてきました。

守る会+愛護隊

 武並地域では地域の方々が里山を守りたいという願いをもって「たいれいロードパーク」の整備を行う「守る会」と、その近くの山林で、都会の方たちが汗を流したいと森林整備を行う『岐阜森林愛護隊』(以下「愛護隊」)の2つの団体が活動しています。
 この日は「守る会」約10名と「愛護隊」約20名が集まり、交流会も兼ねた協働活動が行われました。
 「守る会」と「愛護隊」の交流がスタートしたのは昨年末の12月頃。「愛護隊」の方たちが近くで活動している団体があると知り、インターネットで検索して連絡をとったことから交流が始まりました。お互いの代表の方が活動場所におじゃまするなど、少しずつ交流を深めていき、今回初めての合同活動が実現したそうです。
 開会式で両団体の挨拶をして、早速活動スタートです。

里山を守る会武並・草刈り1

 「守る会」の方々にとってはホームグランド。先頭をきって、どんどん草を刈っていきます。
 この時期の草は生長期!刈っても刈ってもすぐに元気よく伸びてしまいます。青々と生い茂って周りが見渡せない状態から、どんどん刈っていきます。
 草刈り機がなければ、人力で刈り取るまで。そして、草刈り機では草が刈れない凸凹がある場所では、やっぱり人の手じゃないと刈れないですよね!最後はやっぱり人の手が必要なんですよ!!

里山を守る会武並・草刈り2

 この日、ちょうど公園のササユリがところどころで綺麗な花を咲かせていました。
 ササユリは木々がうっそうと生い茂る暗い森では生育することができない植物。人によって手入れがされた、ほどよく光が差し込む場所に育ちます。「守る会」の方々が活動を始めた頃の森は、荒れ放題の暗い森だったようで、ササユリは最近みられるようになってきたようです。このササユリは、人と自然とが共存できる調和のとれた里山であることを意味しており、まさに「守る会」の活動の成果のあらわれですね!
 ササユリの他にも、スイレンも咲いていましたよ!7月頃にはハスも咲くそうです!!写真下がスイレンとハスが育つ水辺。葉っぱが元気に生い茂る様子から、満開の頃はとても綺麗な花が咲き乱れそうですね!

里山を守る会武並・愛護隊伐採

 さて、今回は「愛護隊」との協働作業。公園整備を含めた里山整備を行う「守る会」に対して、山の中で間伐を含む森林整備を行う「愛護隊」。木を伐り倒すのはお手の物ということで、松くい虫被害が予想されるアカマツの伐採をテキパキとこなしてくださいました。
 高さ十数メートルもある木を倒し、ナタなどで枝をおとして運びやすい大きさに玉伐り。その作業の手際のよさといったら!!日頃の活動の成果が発揮されましたね!「守る会」の方々も大助かりです!!
 ひと段落したところでこの日の作業は終了。
 交流会としてお昼ご飯を皆さんでいただいて、その間に「守る会」の活動も紹介していただき、この日の交流会は終了。「愛護隊」の方々は、自分たちの活動場所へ戻って行かれました。

里山を守る会武並・木材活用

 皆さんが帰られた後、公園を案内してもらいました。
今回の活動のように伐り倒した木は、もちろん有効活用しているそうですよ!軽トラで運び出して、公園整備に役立てます! 今まで伐った木を活用している様子を見せてもらいました。
 写真右上は、木を部分的に削って作ったベンチと「守る会」の発起人でもある副会長の牧野さん。「まだこれからサンダーで削る前なんだけど…」とのことですが、木の形を最大限に活かしたベンチに感動してしまいますね!!これだけ長いと、横になってお昼寝もできますよ!しかもベンチの場所はちょうど日陰になるところ。素敵な気遣いですね!
 写真左下は樹齢100年近いかもしれない木が雪で折れてしまったので、製材してもらって活用していくところだそうです。
 写真右下はしいたけのホダ木として活用。ズラッと並んでいるのを見るだけでも楽しくなります!

里山を守る会武並・作業後

 公園をぐるりとまわると、この日の作業の後を落ち着いて見ることができました。
 あんなに草が生い茂っていた所がサッパリとしているのがよくわかります。写真左上は地面に光が当たるようになりましたね。写真右上のハス畑も、周辺の草がなくなることでハスの背の高さが際立って、ますます花が楽しみになりました。
 写真下は、公園のシンボルとも言える池です。この池の周辺にはサクラやモミジが植林されており、四季の移り変わりを楽しめるような公園になってきています。
 ここも、「守る会」が活動を始める前は暗い森の雑木林でした。なぜ雑木林に池を?という疑問は、「守る会」の活動のきっかけにも触れる部分です。サポセンブログ『団体紹介』のページ内『NPO法人 里山を守る会武並』をご覧ください。

里山を守る会武並・学習の場

 植物がうっそうと生い茂るジャングルのような暗い森だったところが、守る会の活動によって明るい森、人々が集う場所となってきています。
 写真は、「たいれいロードパーク」のすぐ近くにある武並小学校の子どもたちが訪れて野外学習を行っている様子。武並保育園の子どもたちが訪れることもあるようで、安全な場所へと整備された証しと言えるのではないでしょうか。守る会の皆さんにとっても嬉しい成果ですね!
 これだけの成果が見られても、まだまだ守る会の夢は終わりません。
 「この場所が、子どもたちが夢を育む場所地域に愛着を持つ原点になるといいなぁ…。」とは副理事長の牧野さん。
 地域の子どもたちの学びの場ともなるたいれいロードパークを作り上げた守る会。そこで多くのことを学んでいく子どもたちは、きっとその経験地域への愛情へと発展していくことでしょう。
 『NPO法人 里山を守る会武並』の皆さん。これからもよろしくお願いします!!

 「守る会」との協働活動を終えた『岐阜森林愛護隊』の皆さん、午後からは自分たちの活動場所に戻って定例作業。
~地域からも喜ばれる森林整備(岐阜森林愛護隊in恵那市武並)~へ続く
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『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
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