道具の大切さを学ぶ!ひだ清見 バットの森づくり(NPO法人ドングリの会)その1 - 2014.05.23 Fri
未来のプロ野球選手の活躍を支える森林づくりが高山市清見町で行われています!
現在、野球に励んでいる少年少女たちは、金属バットを好んで使っている選手が多くなってきていますが、プロ野球では木製バットしか認められていないそうです。選手が活躍できるようなバットを作るためには、いかにいい木を材料として作るかということも重要な点のひとつとなります。

『NPO法人ドングリの会』(以下「ドングリの会」)が主催する「ひだ清見 バットの森づくり」では、バットの材料となるアオダモやメープルなどの苗木の植樹や育樹活動を行っています。
2005年、バットの製造も行うスポーツ用品メーカーの『ミズノテクニクス』(養老郡養老町)と木工メーカーの『オークヴィレッジ』(高山市清見町)が協力して、バットを製造する際に出る不適格材を、木工品に加工して販売するという不適格材の有効利用が始まりました。その売上の一部を「バットの森」基金としてドングリの会へ寄付することで、バットになる木の植樹、育樹活動に役立てられています。

5月17日(土)に開催された「バットの森づくり」は、今年で10回目!!記念すべき節目の回に、元・中日ドラゴンズの鈴木孝政さん、宇野勝さんも参加してくださいました。

皆さんは、1本の木からどのようにバットがつくられていくかご存知ですか?
ミズノのバット職人の方々が、わかりやすい映像とともにバットができるまでを説明してくださいました。
メジャーリーガーのイチロー選手や元・メジャーリーガーの松井さんのバットも作ったことがあるというバット作りの名人、久保田さんにも登場していただき、参加者の男の子が一生懸命質問してくれましたよ!

1本のバットができるのには大変な苦労がかかっていることを学んだところで、バットの森へ移動して、材料となる木の植樹を行います。
植樹の手順を教えていただいたら、苗木を受取り、活動スタート!

クワで土を掘り、苗木を埋めていきます。
大人用の重いクワを振り下ろすだけでも疲れるはずですが…。さすがスポーツマン!日頃の練習で鍛えられているようですね!疲れたそぶりはみせず「もっと植えたい!!」という子がたくさんいました!!

植樹が終わったら、育樹作業です。バットの木が大きく育つように、周りの小さい木や草をハサミで切っていきます。野球少女も一生懸命取り組んでくれましたよ!

活動がひと段落したところで、本日のスタッフを務めてくださった『森林たくみ塾』(以下「たくみ塾」)の塾生さんたちは先生から樹木の生長について学んでいました。たくみ塾では、木工の勉強をしていらっしゃいます。普段は製材された木と向き合っているため、生木の勉強はまだこれからだったそうです。塾の講義より一足先に学べてラッキーでしたね!
写真右のヘルメットは、先生のマイヘルメット。シールやステッカーを使ってオシャレにデコレーション!!世界に一つだけのオリジナルヘルメットですね!道具に対する愛着もわきます!皆さんもぜひ、デコメット(デコレーションヘルメット)しませんか?!

宇野さんや鈴木さんも、子どもたちと一緒に植樹してくださいましたよ!
宇野さんは、選手時代にアオダモの木のバットを使っていたそう。「アオダモはねばりがあって、使いやすかった!」とのこと。植樹も何種類かある苗木の中から、アオダモを選んで植えてくださいました!
鈴木さんは「今植えた木は君たちがおじいちゃんになる頃にやっとバットとして使える木に育つ。大変なことだなぁ。だから道具は大切にすること、そして人を思いやることを学んでいってくれよ!」と。

作業が終わって疲れていても、子どもたちは元気に森の中を駆け回ってました!
作業中に小さいクワガタを見つけて虫カゴで持って戻ってきた子もいましたよ!注意深く自然を観察していたからですね!すごい!!
作業が終わったところで曇り空も晴れ渡ってきて、すがすがしい天気の中で昼食タイム。おいしいアツアツの豚汁もいただいて、午後からの活動の元気を補給したら希望するプログラムの活動場所へ移動します。
~道具の大切さを学ぶ!ひだ清見 バットの森づくり(NPO法人ドングリの会)その2~ へ続く
現在、野球に励んでいる少年少女たちは、金属バットを好んで使っている選手が多くなってきていますが、プロ野球では木製バットしか認められていないそうです。選手が活躍できるようなバットを作るためには、いかにいい木を材料として作るかということも重要な点のひとつとなります。

『NPO法人ドングリの会』(以下「ドングリの会」)が主催する「ひだ清見 バットの森づくり」では、バットの材料となるアオダモやメープルなどの苗木の植樹や育樹活動を行っています。
2005年、バットの製造も行うスポーツ用品メーカーの『ミズノテクニクス』(養老郡養老町)と木工メーカーの『オークヴィレッジ』(高山市清見町)が協力して、バットを製造する際に出る不適格材を、木工品に加工して販売するという不適格材の有効利用が始まりました。その売上の一部を「バットの森」基金としてドングリの会へ寄付することで、バットになる木の植樹、育樹活動に役立てられています。

5月17日(土)に開催された「バットの森づくり」は、今年で10回目!!記念すべき節目の回に、元・中日ドラゴンズの鈴木孝政さん、宇野勝さんも参加してくださいました。

皆さんは、1本の木からどのようにバットがつくられていくかご存知ですか?
ミズノのバット職人の方々が、わかりやすい映像とともにバットができるまでを説明してくださいました。
メジャーリーガーのイチロー選手や元・メジャーリーガーの松井さんのバットも作ったことがあるというバット作りの名人、久保田さんにも登場していただき、参加者の男の子が一生懸命質問してくれましたよ!

1本のバットができるのには大変な苦労がかかっていることを学んだところで、バットの森へ移動して、材料となる木の植樹を行います。
植樹の手順を教えていただいたら、苗木を受取り、活動スタート!

クワで土を掘り、苗木を埋めていきます。
大人用の重いクワを振り下ろすだけでも疲れるはずですが…。さすがスポーツマン!日頃の練習で鍛えられているようですね!疲れたそぶりはみせず「もっと植えたい!!」という子がたくさんいました!!

植樹が終わったら、育樹作業です。バットの木が大きく育つように、周りの小さい木や草をハサミで切っていきます。野球少女も一生懸命取り組んでくれましたよ!

活動がひと段落したところで、本日のスタッフを務めてくださった『森林たくみ塾』(以下「たくみ塾」)の塾生さんたちは先生から樹木の生長について学んでいました。たくみ塾では、木工の勉強をしていらっしゃいます。普段は製材された木と向き合っているため、生木の勉強はまだこれからだったそうです。塾の講義より一足先に学べてラッキーでしたね!
写真右のヘルメットは、先生のマイヘルメット。シールやステッカーを使ってオシャレにデコレーション!!世界に一つだけのオリジナルヘルメットですね!道具に対する愛着もわきます!皆さんもぜひ、デコメット(デコレーションヘルメット)しませんか?!

宇野さんや鈴木さんも、子どもたちと一緒に植樹してくださいましたよ!
宇野さんは、選手時代にアオダモの木のバットを使っていたそう。「アオダモはねばりがあって、使いやすかった!」とのこと。植樹も何種類かある苗木の中から、アオダモを選んで植えてくださいました!
鈴木さんは「今植えた木は君たちがおじいちゃんになる頃にやっとバットとして使える木に育つ。大変なことだなぁ。だから道具は大切にすること、そして人を思いやることを学んでいってくれよ!」と。

作業が終わって疲れていても、子どもたちは元気に森の中を駆け回ってました!
作業中に小さいクワガタを見つけて虫カゴで持って戻ってきた子もいましたよ!注意深く自然を観察していたからですね!すごい!!
作業が終わったところで曇り空も晴れ渡ってきて、すがすがしい天気の中で昼食タイム。おいしいアツアツの豚汁もいただいて、午後からの活動の元気を補給したら希望するプログラムの活動場所へ移動します。
~道具の大切さを学ぶ!ひだ清見 バットの森づくり(NPO法人ドングリの会)その2~ へ続く
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