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2017-11

森の中の妖精たち!(ぎふ 森の妖精ようちえん) - 2014.03.10 Mon

 デンマークの一人のお母さんが始めた、自分の子どもとおとなりの子どもを森の中で保育をしたのが始まりといわれ、北欧を中心に、日本でも広まりつつある「森のようちえん」。岐阜県でも「自然環境のなかでの育児」としていくつかの「森のようちえん」があります。
 岐阜市三田洞にある『ながら川ふれあいの森』で活動を行う『ぎふ 森の妖精ようちえん』は、森のようちえん先進地でもあるドイツ出身のご夫妻によって2012年4月より活動をスタート。現在は年齢に合わせたクラスごとに曜日を分け、週4回活動しています。
そんな「ぎふ 森の妖精ようちえん」(以下「森の妖精ようちえん」)の活動におじゃましてきました。

森の妖精・出発

 朝、ようちえんに集まってきた子どもたちは、早速自然の中から遊べるものはないかと探します。男の子たちは木の棒で遊ぶのがお気に入り!みんなが楽しそうに棒で遊んでいるのを見て、ようちえんに参加しない小さい子もまねして楽しそうに遊んでいました。
 集まったら朝の会で遊びの中の「お約束」を確認。その後みんなで円になって出発の歌で足踏みしたら出発!森の入り口までの間にお母さんともお別れします。元気に行ってきま~す!!

森の妖精・走る

 森に着いたら早速子どもたちは自然の中をかけまわり、遊べるものを探し始めます!子どもたちの妖精変身スイッチがオンになる瞬間です!何かおもしろいものを探そうと目が輝き、顔がイキイキと、体全体でワクワクしてるのがわかります!
 森の自然の中を縦横無尽に走りまわり、全身を使ってあちらこちらで自然を楽しんでいる様子に、自然ってこうやって楽しむんだな~と、大人のこちらがたくさんのことを教えてもらえます。
 そんな自然の中でも子どもたちがお気に入りのグミの木の林。秋には甘酸っぱい実がなって、みんなでおいしくいただくのだとか。今の時期は葉っぱも落ちて木々も冬眠中。とは言っても枝がいっぱい入り組んでいるグミ林。その枝をスルスルとすり抜けて中に入っていって、「おいで~!!」と、とってもかわいらしい笑顔で誘ってくれますが…、大人の無駄に大きい体ではそんな上手にすり抜けられませんよ…。子どもたちの体がうらやましい!
 目一杯走り回っていても、先生の「集まるよ~!」というかけ声がするとしっかり集まってくるのですね!(写真右)まだ遊び足りない子や、気になるものがある子も、先生たちの上手なかけ声に、全力ダッシュで集合してくれます。森の妖精ようちえんの先生は、保育園や幼稚園での勤務経験を持つ先生方。さすが、子どもたちの心をつかむ声かけがうまいですね!ようちえんの創設者であるドイツ出身の園長ご夫妻も、「日本の子どもたちのことをよくわかっている日本の先生の力を信じてまかせている。」とのこと。なるほど~。

森の妖精・お弁当

 さて、お昼の時間です!ごはんの準備だって自分で準備できますよ!自分のリュックから水筒とお弁当を出してサクサクと一人で食べる準備をしていきます!「いただきます」が済んだら、みんな一生懸命口をパンパンにしながらモグモグ!
 ご飯の最中も、周りの自然が気になって、走り回る子もいましたが、「きれいに全部食べてくれると、お母さん嬉しいからね~」という先生の言葉に、やる気!奇麗さっぱり完食です!
 もちろん片付けだって一人でできますよ!ふたをしめるの、ちょっと難しいかな?でも、最後まで一人でやりきりました!!頑張ったね!!

森の妖精・坂道

 お昼ご飯を食べ終わったら早速遊びの再開!土手のような斜面も子どもたちの好奇心をくすぐるスポット。「そんな道じゃない所、危ないから通っちゃダメだよ!」と、思わず言いそうになりますが、ここではその言葉はNG。子どもたちは自分たちで判断して、滑って転んでも自己責任実際に痛さを体で味わうことから学んで成長していくのです。(もちろん大けがにつながるような危険な遊びの場合は事前に先生が止めますよ。)
 坂道を上って下りて、芝生の上に転がってと、二人でスタートした坂遊びのおもしろさに惹かれて集まってきた友達とみんなで楽しんでいました
 写真右下の端の方でみんなの様子を見ている子は、この日のクラスの年齢の子たちより年下ですが、先生のお子さんなので一緒に参加。でもやっぱりまだまだ体が小さいので、このクラスの子たちのように走り回って一緒に遊ぶことは難しいかな…。

森の妖精・小さい子も

 と、思っていたら、そんなことありません。僕もお兄ちゃんたちのように遊びたい!という憧れもあるのでしょうか?みんなの遊びを見ていて、自分でもできる遊びにはしっかり参加!できないことは座って見ていたら、一緒に座って見ていてくれる優しいお友達も!!「森のようちえんに参加するようになってからたくましくなった!でも、そのたくましさの中にも(友達を思いやる)優しさもあって、成長を感じる」とは、あるお母さんの話。他にも外がますます好きになった。虫が触れるようになった。といった変化や、森のようちえんを卒園して一般の幼稚園に入った子が、入園式で泣かなかった、他の子ができないことを代わりにやってあげていた。というように、森のようちえんに通っていない子と比べて、たくましく優しい成長の様子がわかるそう。森のようちえんに通っていた時には病気なんて全くしなかったけど、一般の幼稚園に入園したとたん風邪ひいちゃった…、という子もいるとか。「内弁慶な子だったけれど、ワルく(いい意味で!)なりました!」というお話も!明るくやんちゃ(元気)になったということですね!たくましい!こうしたさまざまな森のようちえん効果に期待して、一般の幼稚園とのWスクールの子もいるようですよ!

森の妖精・絵本

 さて、そんなたくましく走りまわる元気な子たちも、絵本の時間になると集まってきて、ものすごく静かに一生懸命お話を聞くのです。そのメリハリがすごい!
 そのお話の後、そのまま帰りの会をして、お迎えに来てくれたお母さんのもとへ帰って行き、1日の活動は終了。自然の中で自分の時間を満喫できた子どもたちは、「またね~!」と、元気よく帰っていきました。「子どもと一緒にこうやって自然の中に来ることが、私にとっても癒しになっている。自分にとっていいことは、子どもにとってもいいことなんじゃないかなと思って通っている。」というお母さん。大人も子ども自然の中で癒されるのですね!

 園長のハリー先生は森のようちえんについてこう語ります。
 日本の子どもたちは、一般の幼稚園に通うまでは、家の中でお母さんとずっと一緒。これはあまりよくないと思います。子どもたちは子どもだけで遊べる自由な時間と場所を作ってあげることで自分の力や気持ちを育てていく。おもちゃに囲まれた空間よりも、自然の中ですごすことで自分で遊びを考えて楽しめる。自分たちで作った遊びなので、友達に伝える力も必要。コミュニケーション能力も育ちます。こういった「森のようちえん」は必ずどの子にもピッタリ当てはまるとは言い切れないけれど、ピッタリ当てはまる子はたっくさんいます。ドイツでは、一般の幼稚園は無料で「森のようちえん」は有料であっても「森のようちえん」に通いたいという親子がたくさんいます。こういった「森のようちえん」が日本でも、もっともっと増えていくことを願います。

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 そういった願いを込めて、『ぎふ 森の妖精ようちえん』第2グループが岐阜市佐野で新しくスタートします。まずは3月のお試し体験に参加してみませんか?あなたのお子さんもすぐに森の妖精に変身しますよ!詳しくはコチラ→『ぎふ森林づくりサポートセンター』HPにて。お気軽にお問い合わせください!
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Author:ぎふ森林づくりサポートセンター
『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
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