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2017-05

エコ薪で森林をきれいに!(可茂森林組合) - 2013.11.07 Thu

 加茂郡七宗町の山林にて、薪作りイベント『間伐材で薪をつくろう-「エコ薪」でCO2を削減せよ!-』が開催されました。

薪イベント

 イベントの企画・運営は『可茂森林組合』。多くの参加者が集まり、賑やかに行われました。

集合&森林整備について
 
 11月2日(日)の参加者は13名。森林整備に『清流の国ぎふ森林・環境税』が使われていることや、林業についてなど、普段なかなか聞くことができない話を聞きながら林道をたどって山に入っていきます。林業に関わりのない人でもわかるように話してくださるので、参加者の方の「へぇ~。そうなんだ~。おもしろいね~!」といった声があちこちから。
 
GPS.jpg

 これは、山林の境界線をGPSで管理するための目印です。山林を管理する時に困るのが隣の山主さんとの境界線。自分の親は境界線がわかっていたけれど、自分が引き継いでからはなかなか山に入れないので境界線がわからなくなってしまった…というのは良く聞く話。可茂森林組合では、山の管理を頼まれたら、境界線を明確にすることから始めるそうです。そうすると、管理者の代が変わっても境界線で困ることはなくなりますね!

木材回収

 境界線が明確になると、次は林道を作るそうです。林道があることで作業もしやすくなります。おかげで木材の運び出しも楽ですね!これなら山の手入れをしようかな…と思えます!
 林道があるおかでき参加者の皆さんもどんどん薪になる木を運び出すことができます。
 間伐された木は、その場で選別や必要な長さに切り取られるそうです。木は運び出すのにもたくさんのお金がかかるため、お金にならない木は山に残される場合がほとんど。その山に残された木を薪として活用してもらおうというのが今回のイベント。思ったよりたくさんの木が森に残るのですね。

薪割り開始

 たくさんの薪用木材が集まりました。この日だけでは薪にしきれないくらいの量!これだけ森がきれいになったかと思うと、気分がいいですね!
 参加者の方々は、「山登りなどで山に行くことはあったけど、林道を通って山に入ったのは初めて!林業の現場を見るのもおもしろい!これを機に、こういった山にも足を運んでいきたい!!」森林組合の方も、「日曜であれば作業も休んでいるので、十分に注意してもらえれば来てもらっても大丈夫ですよ!」とのこと!イベントをきっかけに林業や森林整備にも興味を持っていただける、嬉しいつながりができました!
 その後全員で手分けをして、写真右側の赤い薪割り機で薪を作っていきます。

薪割

 この機械、とても優れものです。女性でも1人で簡単に薪割りができてしまいますよ!
 写真右の、こんな太~い木だって、ミシミシ・バキバキと一生懸命割ってくれるのです!
 この日の参加者は皆さんそろって「ポストにチラシが入っていたから参加してみようと思って!」とのこと。参加者の方は地元の七宗の方だけではなく、美濃加茂や川辺・坂祝の方もいて、ずいぶんと大量にチラシを配られたのだなぁ…と驚いていたら、「サンタ作戦といって、可茂森林組合のエリア内の煙突がある家に、チラシを入れてまわったんですよ!」とのこと。実際に参加者はほぼ全員薪ストーブユーザー!!なるほど、煙突がある家には薪が必要ですからね!ものすごく効率がいいし、ネーミングもいいですね!!

薪のお土産

 皆さんさすが普段から薪に触れているだけあって、薪割りもタガ詰めも早い早い!ほんの数時間で約300束もの薪を作ってしまいました!!作った薪は、参加者で分けて(なんと1人あたり24束も!!)お持ち帰り!無料でイベントに参加できて、山がきれいになってこんなにいっぱいのお土産つき!皆さんとても喜んで帰っていかれました!!
 このイベントは、開催4日で40名近くの参加者を集めるイベントとなりました。参加者の感想をまとめて反応がよければ、今後の開催もありえるかもとのこと。一般の方が山や林業に触れられる素敵なイベントなので、ぜひ今後も期待したいです!

小学校

 可茂森林組合では、他にも神渕小学校での森林教室(薪割り体験)や、みのかも市民祭りでの木工教室などを行い、木との触れ合いの場を通して森林の大切さを伝えています

市民まつり

 「市民祭り・木工教室」も大人気ですね!親子で物作り。家族の絆も深まって一石二鳥です!木のぬくもりを肌で感じ取って、ぜひその木が育つ山にも目を向けていってもらいたいですね!
 
 このように、さまざまな取り組みで林業や、山や森の大切さについて伝えている可茂森林組合の皆さん。「森林整備は助成金がなくてはやっていけない。けれども皆さんの血税を使わせてもらっているのだから、いつまでも頼っているわけにはいかない。助成金がなくてもやっていけるように、そして山主さんに任されている山の管理を返していけるように手入れがしやすい森林づくりを進めていきたい。」とのこと。
 山離れが心配される昨今。可茂森林組合の取り組みで、参加者の方々に、山に対する関心がじわじわと広がってきています。皆さんもこのような体験を通して山や森の大切さを考えてみませんか?
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