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2017-11

緑と水の子ども会議『可児市立南帷子小学校』 - 2013.09.18 Wed

 岐阜県では、「自然体験活動や環境教育を行いたい!」もしくは、「すでに取り組んでいるけどさらに深めていきたい!」と思っている小中学校、高等学校、特別支援学校に対して、活発に活動できるようにプログラムの紹介や講師派遣、実施経費などを岐阜県で支援していく「緑と水の子ども会議」という事業を行っています。(「会議」という名前ですが、議論をするわけではないのですね。)
 今回は可児市立南帷子(みなみかたびら)小学校(以下「南帷子小」)の「わんぱく山再生プロジェクト」をご紹介します。
導入

 南帷子小と隣接する学校所有の「わんぱく山」。取り組みは平成4年からスタートしています。
 地域の方々の協力を得て、子どもたちの遊びや学習の場となるように作り上げられてきており、その取り組みが評価されて「第7回コカ・コーラ環境教育賞」や岐阜県主催の「2008年度 地域のとりくみ環境保全コンクール」において優秀賞を受賞するなど、地域全体で取り組む環境教育として評価されてきました。
 ところが子どもたちの大きなけががあったため、遊びのために使用するのを禁止せざるを得ず、しばらくは子どもたちの演習時のみの使用となっていました。
 そこへ、おととし頃から子どもたちから「山に入りたい!」という声があがるようになりました。先生方もせっかくの山を子どもたちに開放してあげたい、もっとうまく活用できないか…。という想いもあって、今年度の「わんぱく山再生プロジェクト」として実現したそうです。

ロープの結び方

 この「わんぱく山再生プロジェクト」では、5年生の子どもたちが自分達の手で森の遊び場・遊具づくりに挑戦します!!…といってもいきなり自分達で作りましょう!!は、難しいですね。
 そこで、事前に「岐阜県立森林文化アカデミー」森のようちえんで子どもたちが遊んでいる演習林に行き、アカデミーの木造建築の学生たちが建築してくれた素敵な森の隠れ家でめいっぱい遊んでイメージをつかんできたそうです。
 この日は実際に遊具を作り始めます。
 木の丸太の真ん中をロープで結び上から吊るすブランコのような「ブラブラの森」と、クモの巣のようにロープをはりめぐらす「ナンジャモンジャろーぷ」を作る!という計画でした!
 まず最初に「ロープの結び方」を覚えます。「ナンジャモンジャろーぷ」を作る上で必要な技術ですね!みんなで作り上げたいという想いから、みんな一生懸命学びます。講師の方から教わったら友達と結び方の確認。できるようになった子が次は先生となって、みんなに教えていきます。小さな先生があちこちに誕生してましたよ!

ロープの遊具

 ロープの結び方を覚えたら、実際に森を使ってロープを張り巡らせ「ナンジャモンジャろーぷ」の制作です!!最初は自由に…。途中からはロープの緩みを直しながらの制作でした。子どもたちはいろんな意見を出し合いながら作っていきます。
 「入口が必要だよね!みんな!ここは入口にしてあけておこうね!」「ここはロープが少ないから、落っこちるかもしれない…危ないからもっとロープ増やそう!」「これは手すりだよ!高いところのロープは僕たち用の手すりで、低いところのロープが低学年用の手すり!」自分達だけが遊ぶ場所ではなく、低学年の子にも楽しめる工夫を織り交ぜての遊具作り。さすが高学年のお兄さんお姉さんたちですね!

ツリーハウス発案

 こちらは何やら真剣な面持ちで話し合ってますね。「ナンジャモンジャろーぷ」「ブラブラの森」以外にも何か作ろうということで、何がやりたいか意見を出し合う場面…ところがなかなか意見が出ません…。自分達の森なんだから自分達で意見を出そう!と、みんな一生懸命考えて、1人の子から「ツリーハウス」という言葉が!!でも、どうやって作るんだろう?!そこで講師の方から、「木に丸太を結び付けたら何かできるかも…」とのアドバイスが。みんなそれを見て「できるかどうかわかんないけど、ひょっとしたらできるかも?!やってみよう!」と、どんどん作り上げていきます。

ツリーハウス製作

 最初は先生の見よう見まね。やっていくうちにどんどん自信がついて、まるで大工さんのようなかっこいい作業姿でしたね!

のこぎり

 男の子たちは、ツリーハウスに使う丸太がちょうどいい長さになるようにのこぎりで一生懸命切ってくれました!何人かで協力しながら、また、疲れたら交代しながら切っている姿がほほえましかったです!

平均台

 ツリーハウスができていく途中で、ツリーハウスへの入口ともいえる一本橋が出来上がりました。初めて触る木槌もうまく使いこなしてましたね!橋の上にはロープの手すりが。最初に習ったロープワークが活きてます!!

作業終了

 楽しい時間はあっという間にすぎてしまうものです…。この日の作業はひとまず区切りをつけて終了。続きは来週へと楽しみをとっておいて集合しました。

まとめ

 1日作業を終えての感想は?という先生の質問に、たくさんの挙手がありました!!
 「(作業を行う途中で)葉っぱや木のことを教えてもらえた!」「ロープでいろいろなことができることがわかった!」「初めてのこぎりを使えた!」など、みんなそれぞれに自分の作業からいろいろなことを学んでいたようです。そして何よりも「早く遊びたい!!」という感想が一番強く心に残ったようです!!次が楽しみな、とても素敵な授業でした!!
 南帷子小の皆さん!森林でおもいっきり遊んで、たっくさんのことを学んでくださいね!!

「わんぱく山再生プロジェクト」については「岐阜県立森林文化アカデミーブログ」 9月10日記事9月20日記事もぜひご覧ください!!
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