山ガキ隊から川ガキまで!(NPO法人 恵那山みどりの会)その1 - 2013.07.22 Mon
中津川市を中心として森林づくり活動を行う団体があります。「NPO法人 恵那山みどりの会」(以下「みどりの会」)です。みどりの会は中津川市茄子川に位置する「なすの森」で活動しています。7月14日、なすの森の活動拠点に作るログハウスの材料作りにおじゃましてきました。

みどりの会の発足は2001年。初代理事の近藤さん、副理事の柴田さん、2代目理事の柴田さん、そして写真手前の田口さんの4名の話の中からうまれました。きっかけは前年の2000年9月に起こった東海豪雨。川は氾濫し、間伐していないヒノキやスギも土砂崩れで流れ出し、矢作ダムを埋め尽くしました。更にダムからあふれ出した濁流が中津川市の町の家屋を埋め尽くす2次災害をまきおこす大災害。この町を洪水から守りたい…洪水は森林を手入れしていないから起こる…市街地を災害から守るためには上流部を手入れしないと…森林を手入れして災害に強い山づくりをしたい!!という想いから、そういった活動ができる団体を作ろうと立ち上がりました。発起人4名で話し合い、チラシを作り、会員を募った結果、300名を超える人が入会!!12月に岐阜県で7番目のNPOとして認定を受けます。

発足後、3つの柱を立てて実際に活動をしてきました。「森づくり部」「資源活用部」「教育部」です。
上の写真は「教育部」で集まり、子ども向けの森の学校「はっぱっぱ」についての打ち合わせ中です。教育部では、子どもたちが息苦しい生活から抜け出して、自然の中でのびのびと遊ぶことで開放されてほしい…という願いで「はっぱっぱ」を月2回企画しています。
はっぱっぱの目標の一つは「ガキ大将」を育てること!!自分たちが子どものころは、近所のガキ大将から自然での遊び方やいろいろなことを教わって、自然の中でおもいっきり遊ぶことができた。今の子どもたちにはガキ大将がいないのでは?ガキ大将が絶滅危惧種になっている!!そこで夏場は川で遊ぶ子どもたちを応援する「川ガキ講座」を行うそうです!お話してくださった教育部長の田口さんの目はとても輝いていて、もしや昔のガキ大将?!こんな優しいガキ大将なら遊ぶの楽しそう!!絶対ついていきたい!!と思っちゃいました!
「資源活用部」では、間伐材の有効利用としてストーブ愛好家へ販売したり、炭焼きを行ったり、しいたけのほだ木の販売なども行っています。

そうするとこの日の作業は「森づくり部」の活動ですね!健康な森林づくりのために切り出した間伐材を使ってつくる、ログハウスの材木づくりでした。
間伐材の中から、ログハウスの材料に使えそうな木を選んであったので、その木の皮を剥ぎます。写真の右奥が材料として選ばれた木の山です。
木の皮は、木の下側から上方向に剥ぐと、うまくできるそうです。なるほど、そのほうがきれいにまとまって剥ぐことができましたよ!また、木が乾いてしまうと剥ぎにくくなってしまうので、湿っている状態がいいそうです。確かにきれいに剥げたものは、水分が木からあふれ出ていました!

森林から切り出してきた間伐材ですが、木の枝や曲がっている木は使うのが難しいです。だからといって森林に放置したのではせっかく健康な森林づくりのために行った間伐の意味がなくなってしまいます。そこで、写真のように機械で細かく砕いて分解されやすく(土にかえりやすく)するそうです。
ところでこの森づくり部隊、「山ガキ隊」というそうですよ!!
~山ガキ隊から川ガキまで!(NPO法人 恵那山みどりの会)その2~ へ続く

みどりの会の発足は2001年。初代理事の近藤さん、副理事の柴田さん、2代目理事の柴田さん、そして写真手前の田口さんの4名の話の中からうまれました。きっかけは前年の2000年9月に起こった東海豪雨。川は氾濫し、間伐していないヒノキやスギも土砂崩れで流れ出し、矢作ダムを埋め尽くしました。更にダムからあふれ出した濁流が中津川市の町の家屋を埋め尽くす2次災害をまきおこす大災害。この町を洪水から守りたい…洪水は森林を手入れしていないから起こる…市街地を災害から守るためには上流部を手入れしないと…森林を手入れして災害に強い山づくりをしたい!!という想いから、そういった活動ができる団体を作ろうと立ち上がりました。発起人4名で話し合い、チラシを作り、会員を募った結果、300名を超える人が入会!!12月に岐阜県で7番目のNPOとして認定を受けます。

発足後、3つの柱を立てて実際に活動をしてきました。「森づくり部」「資源活用部」「教育部」です。
上の写真は「教育部」で集まり、子ども向けの森の学校「はっぱっぱ」についての打ち合わせ中です。教育部では、子どもたちが息苦しい生活から抜け出して、自然の中でのびのびと遊ぶことで開放されてほしい…という願いで「はっぱっぱ」を月2回企画しています。
はっぱっぱの目標の一つは「ガキ大将」を育てること!!自分たちが子どものころは、近所のガキ大将から自然での遊び方やいろいろなことを教わって、自然の中でおもいっきり遊ぶことができた。今の子どもたちにはガキ大将がいないのでは?ガキ大将が絶滅危惧種になっている!!そこで夏場は川で遊ぶ子どもたちを応援する「川ガキ講座」を行うそうです!お話してくださった教育部長の田口さんの目はとても輝いていて、もしや昔のガキ大将?!こんな優しいガキ大将なら遊ぶの楽しそう!!絶対ついていきたい!!と思っちゃいました!
「資源活用部」では、間伐材の有効利用としてストーブ愛好家へ販売したり、炭焼きを行ったり、しいたけのほだ木の販売なども行っています。

そうするとこの日の作業は「森づくり部」の活動ですね!健康な森林づくりのために切り出した間伐材を使ってつくる、ログハウスの材木づくりでした。
間伐材の中から、ログハウスの材料に使えそうな木を選んであったので、その木の皮を剥ぎます。写真の右奥が材料として選ばれた木の山です。
木の皮は、木の下側から上方向に剥ぐと、うまくできるそうです。なるほど、そのほうがきれいにまとまって剥ぐことができましたよ!また、木が乾いてしまうと剥ぎにくくなってしまうので、湿っている状態がいいそうです。確かにきれいに剥げたものは、水分が木からあふれ出ていました!

森林から切り出してきた間伐材ですが、木の枝や曲がっている木は使うのが難しいです。だからといって森林に放置したのではせっかく健康な森林づくりのために行った間伐の意味がなくなってしまいます。そこで、写真のように機械で細かく砕いて分解されやすく(土にかえりやすく)するそうです。
ところでこの森づくり部隊、「山ガキ隊」というそうですよ!!
~山ガキ隊から川ガキまで!(NPO法人 恵那山みどりの会)その2~ へ続く
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