topimage

2017-06

自然のサイクルを援けたい!!(NPO法人 山と森お援け隊)その1 - 2013.06.24 Mon

 6月22日(土)高山市を中心に活動する「NPO法人 山と森お援け隊(おたすけたい)」(以下「お援け隊」)の薪づくり活動に参加させていただきました。

makiwari_20130627150635.jpg

 お援け隊の発足は平成22年10月。理事長の坂尻さんと副理事長の堀之上さん、同じく副理事長の中澤さんの3名の会話の中から始まりました。
 堀之上さんと坂尻さんが勤める会社には「ゆきぐに事業部」という部があり、そこで薪ストーブを取り扱っています。3年ほど前に針葉樹を燃料として燃やせる薪ストーブができたことから、中澤さんから針葉樹の活用について提案があり、「よし!やってみようか!」ということで活動を始めました。
 当時、山や森では間伐された針葉樹の活用先がないためにゴミとして放置され、間伐材で覆い尽くされた森には草も生えない荒んだ状態でした。草も生えない森では、エサや住む土地がなくなった動物が里へおりてきて田畑を荒らすのだそうです。
 森は適度に日光を差し込ませるために間伐が必要です。(森の表土に日光が当たることによって、小さい木や草が育ち、それらが土の流出を防ぐため)ところが、その間伐材の使い道がないため、山や森にそのまま放置せざるをえなかったそうです。そうすると、その場で腐っていく木が表土を覆い尽くしてしまい、結果として土には光が当たらず、小さい草木が育たない森となってしまうのです。坂尻さんたちは「このままでは森の保水力も低下してしまうし、獣たちが里へ降りてきて、奥山と里との区分もなくなってしまうのではないか…。」と、危機感を覚えたそうです。
 そこで、山のゴミとなってしまっている間伐材が活用できて、そうすることで山や森を援けられる!!と、活動を始めました。

katsudoubutai.jpg

 坂尻さんたちが活動を始めるにあたって、志を同じくして「よし!俺たちも!!」と一緒に活動を始めたのが、一之宮地域を中心に活動される「活動部隊」の皆さんです。坂尻さんのところに、山や森のお援け依頼が入ると、この活動部隊の皆さんが出動してお援け活動+薪の運び出し等を行います。坂尻さんが活動部隊の皆さんについて話をされる時の顔からは、頼りになる仲間!!といった、とてもあつい絆のようなものを感じました。

makigoya.jpg

 活動部隊の皆さん、とにかくすごいんです!!こちらは「お援け隊」の活動小屋ですが、こちらは全て、活動部隊の皆さんの手作り!!右側の写真の小屋の扉部分は、材木を斜めに使う遊び心も忘れません!!こんなオシャレでこだわりの小屋を作ってしまう活動部隊の皆さん!!かっこいいですね!!

makidukuri.jpg

 さて、この日の薪づくり活動では、活動部隊を中心とするチェーンソーを扱える方々に、山から運び出した木材を、薪割りができる大きさに切ってもらい、それを斧(オノ)で割って薪を作りました。
 斧で割る時には、タイヤの中に丸太を入れて斧で割ります。そうすることで、丸太が安定するので割りやすく、丸太や割れた薪が飛び散ってけがをするのも防げるのだそうです。廃材を活用した安全アイディアもすばらしいですね!!

denki-che-nso.jpg

 こちらは電気で動くチェーンソーで、今年から新しく導入したそうです。お援け隊の活動の拠点は高山市一之宮地域。いわゆる里山で行われるため、近くには民家もたくさんあります。そんな中でのオイル式のチェーンソー稼働は音が響いて迷惑になりかねない…。そこで、電気式のチェーンソーを導入されたそうです。オイル式のチェーンソーと比べて、電気式のチェーンソーはとっても音が静か!!例えるなら、ガソリン式の車の音と比較した、電気自動車やハイブリットカーの音量くらいの差と言ったら伝わるでしょうか?ただ、音が静かな分だけやはり威力は劣ります…。TPOに応じた使い分けが大事だということでした。

ajigohan.jpg

 お昼にはお楽しみのご飯タイム!!この日は味ご飯!!お釜で炊いたご飯なんて初めて食べました!
 15合という大量のご飯でしたが、たった30分でたけてしまったそうです。ふたが重いため、お釜全体に圧力がかかり、薪を使って強い火力で一気に炊いていくため、量が多くても短時間で炊けるそうです!もちろん使った薪はお援け隊で作った薪です!間伐材には針葉樹が多いため、お援け隊が作る薪は針葉樹が中心となります。針葉樹の薪の特徴として、燃焼時間は短いけれどその分強い火力が起こせます。その特徴をうまく使って炊いたご飯だから、より一層時間が短縮できたのかもしれないですね!
 堀之上さんが愛情込めて炊いてくださったご飯を、おいしい空気に囲まれて食べる…おいしくないわけがないじゃないですか!!ついつい食べ過ぎてしまいました!
~自然のサイクルを援けたい!!(NPO法人 山と森 お援け隊)その2~ へ続く…
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://gifumori.blog55.fc2.com/tb.php/316-76fd03b1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

自然のサイクルを援けたい!!(NPO法人 山と森お援け隊)その2 «  | BLOG TOP |  » 第42回 岐阜県みどりの祭り

プロフィール

ぎふ森林づくりサポートセンター

Author:ぎふ森林づくりサポートセンター
『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
森づくり活動に必要な用具や木のおもちゃなどの無料貸出も行っています。
森林づくりや『ぎふ木育』に関わるイベント情報も『ぎふ森林づくりサポートセンター』HPにて紹介中!取材依頼も大歓迎!お気軽にご連絡ください!ぎふサポセン

twitter

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (26)
団体活動紹介 (130)
木の駅プロジェクト (7)
森のようちえん・プレーパーク (38)
木育ひろば (59)
木育教室 (45)
緑と水の子ども会議 (34)
企業との協働による森林づくり (39)
恵みの森づくりコンソーシアム (9)
岐阜県緑の博士(グリーンドクター) (2)
ファーストスプーン木育講座 (14)
森の健康診断・森の通信簿 (8)
お便り紹介 (8)
イベント報告 (78)
県、市町村 (15)
森林文化アカデミー (21)
メールマガジン (12)
お知らせ (10)

カウンター

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR