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2017-04

樹の一生を体験(郡上市みどりの祭り) - 2013.06.05 Wed

5月25日(日)郡上市大和地域にある「道の駅 古今伝授の里やまと」において、「郡上市みどりの祭り」が開催されました。
会場に着いてびっくり!!開会式が始まる前から、ステージ前には人がたくさん!!
木の丸太を並べて置いてある「椅子」はすでに満席で、後ろで立って見ている人がいらっしゃるほど。
郡上市の方々は皆さん熱心なんだなぁ…。と感心しつつ式典がスタートしました。

gujomidori.jpg

式典が終わって、お客さん達が椅子から立ち上がった後…
皆さんとっても嬉しそうに抱きかかえた丸太椅子を持って帰って行ってしまいますが…?!
なんと!この開会式で観客用に使われた丸太椅子は、そのままプレゼントとなっていたそうです!
なんて素敵なプレゼントでしょうか!
式典参列者の方々が立ちっぱなしで疲れないように…という心づかいと、参列者の方々には嬉しいプレゼントとなり、会場撤去の手間いらず!!
嬉しい3点セットに、会場が満員になるというオマケもついてきましたね!
皆が嬉しい、この名アイディアに感動してしまいました!!

圧かざり

さて、式典が終わった会場では、それぞれのブースが大賑わい!
こちらは「リーフ・レディース(郡上林業女性グループ)」の「ネイチャークラフト教室」。
森の中で集められた自然の素材をくっつけながら、置物を作るのですが、無料なんです!
参加している子どもたちは、自然の素材を目一杯手のひらで味わいながら作品作りに励んでました!

圧キーホルダー

こちらは「ウッドバーニング」の「キーホルダーをつくろう!」。
木に、焼きペンで好きな文字や絵を描いていきます…。
世界にたった一つだけのキーホルダーがこれまた無料!
どちらも、本当に無料でいいのですか?!と聞きたくなるもので、とにかくもっと自然とふれあう機会を皆様に提供したい…という想いが伝わってきました。

他にも、市内業者さんによる薪ストーブの紹介ブースや、可児市の業者さんで「木の葉茶」や「木の虫よけスプレー」などの商品から、木のさまざまな効用を紹介するブース、郡上高校の学生さんが育てた「乾燥しいたけ」の販売ブースなどもあり、とても興味深いものばかりでした!!

会場を楽しんだ後は、「森林ウォーキングと間伐見学」に参加します。予想定員を超える、約60名で出発。そのうち41名が地域の子どもたちで、わいわいと明るい一行になりました!
道の駅から歩いてすぐの場所にある白雲山の山頂までウォーキング。
地元の方を講師として招いて、地域の歴史を学びながらじっくり登りました。

tozan.jpg

整備された登山道を毎日交代で維持管理をされているとのことで、急な山道も難なく登ることができました。

tozando.jpg

要所要所で説明していただける地域の歴史などのお話もとても興味深く、皆さん受付の際に頂いた説明書きの紙を一生懸命見ながら耳を傾けていらっしゃいました。

さて、山頂までたどり着いたらちょうどお昼です。きれいに整備された広場でおいしいお弁当をいただいてから、いよいよ植樹、間伐見学です。

ringyo-kumiai.jpg

郡上農林事務所の方たちによる、植樹する樹の種類を教えていただきました。
樹の種類の説明では、大きくなった樹の写真や、葉っぱの写真を見せていただきながらの説明でとてもわかりやすく、小学生の子からは、「あ!その葉っぱならわかる!!」「見たことある!」といった明るい声があがっていました。
道具の扱い方や植樹の方法の説明もしっかりと聞いた後は、実際に植樹を行います。
今回は5種類の樹を55本、手分けして植えました。

syokuju1.jpg

林業組合や明宝山里研究会といった林業専門家の指導のもと、子どもたちもみんな、小さな体で一生懸命植樹してくれました。「これなら(日にちがたっても樹が)抜けてこないかなぁ…。」「元気に育ってくれるかなぁ…。」という言葉が自然にもれ、樹や森のことをそれぞれに考えながら植樹をしてくれたようです。

kanbatsu1.jpg

その後、間伐作業を見学させてもらいました。森は、樹を植えるだけではうまく育ちません。森が健康に育つためには、ほどよく光が差し込まなくてはならないのです。植えた樹は、全てが大きく育つとは限りませんが、運良く大きく育った樹が密集してしまうと、その部分には光が差し込まないため、間伐が必要となってくるのです。

圧間伐

チェーンソーで樹に左右から切れ込み(受け口と追い口というそうです)を入れた後、ワイヤーで引っ張って倒していきます。ベテランの林業家さんでも、樹を倒す方向を定めるのは難しいといいます。樹や森に関わる悲しい事故も耳にすることもあります。そんな中で、このワイヤーで倒す方法を使うと、確実に倒したい方向(安全な方向)に倒すことができるため、事故が防げるのです。安全第一ですからね!
さて、ワイヤーで引っ張っていくと、樹が少しずつ傾いてきました。メキメキッ…ミシミシッ…。「あ…倒れる…もうすぐ倒れるよ…。」ドシンッ!!!「おぉぉっ!!」山中に樹が倒れる音と歓声が響きわたりました。

makiwari.jpg

山を守る役目を終えた樹はゴミになってしまうのでしょうか?いえいえ、間伐された樹は形を変え、活用されるのです。間伐材の利用として今注目されているのが薪(まき)としての利用ということで、今回は薪割りまで体験させてもらえました。
薪割りというと、丸太に斧(オノ)を振りかざして割るという力仕事のイメージでしたが、今は便利な機械ができて、レバーをちょっとひねるだけで簡単に丸太が4分割できてしまいます。もちろんこの便利さの代わりに燃料という代価は必要ですが、この機会があれば、体力の少ないお子さんや年配の方、女性の方でも、簡単にたくさんの薪を割ることができますね!
こうして、植樹から始まり、間伐、薪割りと、樹の一生に沿って体験を行うことで、自然に樹と森の関係について考えられるツアーとなりました。
「今日植えた樹が元気に育っているか、また見に来ないとね!」今日の体験を通して、樹に興味を持ち、樹の成長を楽しみ、そこから視野が広がって、きっと森を守る活動へとつながってくれることでしょう!
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