おもちゃコンサルタントさんによる「おもちゃの広場」 - 2012.02.14 Tue
認定NPO法人日本グッド・トイ委員会が定める「おもちゃコンサルタント」という資格があります。
赤ちゃんの成長・発達とおもちゃの関わりから、お年寄りのリハビリ、ヒーリングおもちゃまで、
幅広い視点でおもちゃを捉え、優良なおもちゃや、遊びをバランスよく与えることのできる
“遊びの栄養士”と呼ばれる「おもちゃコンサルタント」。
おもちゃコンサルタントが、日本グッド・トイ委員会から無料で届くグッド・トイを利用し、
地域の親子に世界のおもちゃの魅力を伝え、手作りおもちゃの体験会などを行なっています。
岐阜で活動されているおもちゃコンサルタントの加藤さんから
「ぎふの木のおもちゃ」を使用した「おもちゃの広場」の様子をお寄せいただいたので紹介します。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
以下、加藤さんからのお便りです。
2月3日、おもちゃの広場を岐阜市の黒野児童館さんで行ってきました。
今回も、ぎふの木のおもちゃをお借りして、グッドトイ&木のおもちゃ広場、という感じです。
とてもいい風景が見られたのでお知らせをさせてください。
今まで柳津児童館で開催してきた時は
会場が広く、来場者が自由に来て自由に帰るパターンが多かったので
20組近い親子が、一度に近い距離の中、おもちゃで遊ぶ様子がとても新鮮でしたし、
入園直前の子が多かったからかあそびが発展、展開する様子が見られました。
たとえば“つむ”
オトシモノブロック以外の木のおもちゃ、すべてが対象になっていました(笑)

上に重ねる、横に並べる、組み合わせて高さを得る、強度を増す…どれも綺麗に並んでいました。
どの子も、それはそれは真剣。
さらに興味深かったことは、だれも、それを邪魔しにいかない事。
小さい子がたくさんいると、他の子の遊びが気になって、往々にしてちょっかいを出すのですが
それぞれが遊びに満たされているのかママたちが上手なのか、破壊者のいない広場だったんです。
これはきっと、日頃の児童館の遊びに導く姿勢によるのだろうと思われますが
それにしても、感動でした。

そして、たとえば“組み合わせる”
わたしが持っているおはなし組み木「おおきなかぶ」とバランスボールを同じテーブルに置いておきました。
そうしたら男の子が、バランスボールの四角いブロックをコの字に並べて
組み木のシーソーを使って、コの部分にボールが転がるような“装置”を作成!!
わたしを呼んで、見せてくれました。

すごい想像力!!
この子以外にも、自分たちの中でルールが出来たうえで、
おもちゃ同士を組み合わせる様子があちこちで見られました。
今まで、あまり遊ぶ姿がみられなかったJブロックも大活躍!
とてもいい広場になりました。
10日には、同じおもちゃを使って川辺町児童館にておもちゃの広場を開催します。
こちらは自由参加で、初めての会場なのでどのような展開になるのか予測できませんが
こちらも、とても熱心な職員さんのいる児童館なので
職員のみなさんにも、おもちゃを楽しんでいただけたらと思っています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「木育」にも熱心に取り組んでくださっている加藤さん。
おもちゃを使う最終消費者からの視点で森林を見つめておられます。
今後ともよろしくお願いいたします。
Wrote:前西
赤ちゃんの成長・発達とおもちゃの関わりから、お年寄りのリハビリ、ヒーリングおもちゃまで、
幅広い視点でおもちゃを捉え、優良なおもちゃや、遊びをバランスよく与えることのできる
“遊びの栄養士”と呼ばれる「おもちゃコンサルタント」。
おもちゃコンサルタントが、日本グッド・トイ委員会から無料で届くグッド・トイを利用し、
地域の親子に世界のおもちゃの魅力を伝え、手作りおもちゃの体験会などを行なっています。
岐阜で活動されているおもちゃコンサルタントの加藤さんから
「ぎふの木のおもちゃ」を使用した「おもちゃの広場」の様子をお寄せいただいたので紹介します。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
以下、加藤さんからのお便りです。
2月3日、おもちゃの広場を岐阜市の黒野児童館さんで行ってきました。
今回も、ぎふの木のおもちゃをお借りして、グッドトイ&木のおもちゃ広場、という感じです。
とてもいい風景が見られたのでお知らせをさせてください。
今まで柳津児童館で開催してきた時は
会場が広く、来場者が自由に来て自由に帰るパターンが多かったので
20組近い親子が、一度に近い距離の中、おもちゃで遊ぶ様子がとても新鮮でしたし、
入園直前の子が多かったからかあそびが発展、展開する様子が見られました。
たとえば“つむ”
オトシモノブロック以外の木のおもちゃ、すべてが対象になっていました(笑)



上に重ねる、横に並べる、組み合わせて高さを得る、強度を増す…どれも綺麗に並んでいました。
どの子も、それはそれは真剣。
さらに興味深かったことは、だれも、それを邪魔しにいかない事。
小さい子がたくさんいると、他の子の遊びが気になって、往々にしてちょっかいを出すのですが
それぞれが遊びに満たされているのかママたちが上手なのか、破壊者のいない広場だったんです。
これはきっと、日頃の児童館の遊びに導く姿勢によるのだろうと思われますが
それにしても、感動でした。


そして、たとえば“組み合わせる”
わたしが持っているおはなし組み木「おおきなかぶ」とバランスボールを同じテーブルに置いておきました。
そうしたら男の子が、バランスボールの四角いブロックをコの字に並べて
組み木のシーソーを使って、コの部分にボールが転がるような“装置”を作成!!
わたしを呼んで、見せてくれました。

すごい想像力!!
この子以外にも、自分たちの中でルールが出来たうえで、
おもちゃ同士を組み合わせる様子があちこちで見られました。
今まで、あまり遊ぶ姿がみられなかったJブロックも大活躍!
とてもいい広場になりました。
10日には、同じおもちゃを使って川辺町児童館にておもちゃの広場を開催します。
こちらは自由参加で、初めての会場なのでどのような展開になるのか予測できませんが
こちらも、とても熱心な職員さんのいる児童館なので
職員のみなさんにも、おもちゃを楽しんでいただけたらと思っています。
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「木育」にも熱心に取り組んでくださっている加藤さん。
おもちゃを使う最終消費者からの視点で森林を見つめておられます。
今後ともよろしくお願いいたします。
Wrote:前西
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