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2017-06

郡上市明宝小川『日出雲の森と小川の里体感ツアー』が開催されました - 2011.11.29 Tue

11月26日(土)・27日(日)の二日間。
岐阜県郡上市明宝・小川で「日出雲の森と小川の里体感ツアー」が開催されました。

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小川は、いくつかの峠を越えて、ぽっかりと開けた美しい山間の集落。

自然豊かな7つの集落がひとつになった「明宝」のなかでも、「桃源郷」と呼ばれている地域です。
その森林の面積は、明宝の3分の1!を占めるほどだそうです。

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全国の山里と同様に、人が減り、お年寄りが多い…というのが地域の課題。

山里の森を守り、明るく元気な暮らしを実現したいという想いを込めて活動する、
郡上市明宝の林業従事のみなさんがつくった「明宝山里研究会」が主催する
今回のイベントのねらいは・・・
「小川地区における森林資源の活用環境と交流の視点を組み入れて
再構築するとともに、新たなコミュニティビジネスの掘り起し」。

岐阜県森林文化アカデミーに、今年、新しく新設され「山村づくり講座」の教授と学生や
今年8月8日に発足した「林業女子会@岐阜」の女子メンバーにも声がかかり、
新聞を見て集った参加者なども含め、30名でツアーが始まりました。
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当日の模様は、林業の魅力を多くの人たちに伝えていきたい!
と県内で活躍中!林業女子会@岐阜の河合さんがブログレポートをあげてくれていますので、
そちらもご覧ください。

林業女子会@岐阜(代表河合さんのレポートはコチラ)
1日目>>>
2日目>>>
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河合さんのレポートにもあるように、
小川には、1000haの森、「日出雲(ひずも)」と呼ばれる財産区があります。

その昔は、広葉樹の森で、そこには暮らしがあり、主に炭や薪などが活用されていたようです。
明宝畑佐の鉱山に薪を出していた時期もあったといいますから、この山里の活気が想像されます。

昭和の20年代に、製材業を営んでいた石原林材がこの地を買って、
もともと植林されていたヒノキやサワグルミ(マッチの芯)、クリ(枕木)など広葉樹の活用、
高密度林道の整備、挿し木造林、磨き丸太・日出雲スギブランドづくりなど…
さまざまな取り組みをして最先端な森林づくりを繰り広げていたそうです。
全国各地から、その技術と森林経営を学ぼうと研修に人多くの人びとが集まってきていたといいます。

日下部さん

講師は、この地に住み、この森林で仕事をしていた、日下部修さん(日下部林業)。
じつは、日下部さん、平成20年に、「森の名手・名人」(国土緑化推進機構)に選定された山の達人です!

小川のスギ

若くまっすぐな、いい木を選んで、上のほうの枝を伐り、土にズボッとそのまま植えていく
挿し木をして造林をしていたそうです。

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森林文化アカデミーの山村づくり講座、原島先生から、
「なぜ、間伐が必要なのか?」ミニレクチャーを受けた後、
日下部さんをはじめ地元の達人たちによる
伐倒見学と、玉切り体験。みるみる丸太ができていきます。

伐倒見学

林業女子会@岐阜、代表の河合さんのチェーンソー姿!日下部師匠に習います。

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ほかにも、冬場、手づくりのスケート場になるという場所で、
薪割り、薪づくり体験をさせていただきました。

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「1束400円」の薪づくり!にも挑戦。
買う方のために、ぎっしりと詰めていきますが、これがちょこちょこコツがいります。

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薪が早く乾くように、皮部分を内側に…
数本入れたら、針金が切れないように真ん中に木をつめていく…
さらにぎっしりと詰めることができるように、何度か束を落とす…などなど

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日が暮れるのも忘れてみんなで夢中になってしまいました。

夜の交流会では、地元のお母さんたちの手づくり料理に、おいしい、おいしいと感嘆の声が・・・
tukemono
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(それもそのはず、日下部さんのおかあさん、日下部茂子さんも、
じつは、森の恵み部門の「森の名手・名人」。親子でダブル選定なのだそうです!)

「日下部さん、林業のことを学びたいのですが、一緒に山に入らせてもらうことはできますか?」
「山もそうですが、農のことも学びたいのですが…」
という参加者の声を受け、
「空家もあるし、農家に泊まってもらうなんていうのもいいな」
「祭りや歌舞伎はおもしろいよ!またおいで」
などなど、話に花が咲きました。

翌日は、里にフィールドを移して、地元の方たちと里山歩きを行いました。
のどかで美しい里山の風景のなか、
「森」「里」「水」「人」「食」、さまざまな気付きがありました。

小川の魅力…

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「山」はもちろんのこと
「いつでもみんなで何でもつくる」地域力
「お年寄りも歩きやすい、里の道」と四季折々の花や実のある風景
「あるものを無駄なく使い、役割を終えた道具も捨てずに新たな価値を見つける」力・・・
そして、地域の人たちのあたたかさ
さまざま参加者の声がありました。

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「水路でクルクルまわる芋洗い水車」、「草刈りのためにみんなで飼っているヤギ」や「間伐材のスギも焼いているという 炭窯」など地域では当たり前のものにも興味が向けられていました。

1000haの豊かな森林、みんなでつくるという「結」の心がある美しい里。
今後「新たなコミュニティビジネスの掘り起し」に向けて、
さらなる交流と、アイデアを紡ぐ次の機会へと期待が高まります。

森林という資源を持つ山里と都会の人たちの交流で何が生まれていくのか、
今後もその活動に注目していきたいと思います。

>>>当日のツアーの案内についてはコチラ(地域おこし応援隊:安井さん)

wrote:小林
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