企業との協働による森林づくり活動「平和の森・池田」が開催されました - 2011.10.30 Sun
10月27日(木)揖斐郡池田町の池田山において、
企業との協働による森林づくり活動「平和の森・池田」
が開催されました。
この取り組みは、滋賀県に本社を置く「株式会社平和堂」が
岐阜県、池田町と地元の生産森林組合と協定を結び、
5年間で2.4haの森林整備を行うものです。
この日は、平和堂とその関連会社ヤナゲンの社員総勢125人と
スタッフ約50名が快晴の池田山に集結しました。

平和堂は、2007年から滋賀、京都、福井で森づくり活動を
行ってきましたが、今回初めて岐阜県での開催となりました。
まずは、多くの来賓が来られる中、開設式です。
看板の除幕式、池田町の木「ヤマザクラ」の記念植樹等の式典が
執り行われました。

今回の森林整備活動は、遊歩道整備と除伐、下刈りです。

参加者の皆さんは手ノコを持ち倒れた木の除去や、林内の景観整備
に汗を流しました。

これは整備する前の林内の様子です。
これまで放置されていたにもかかわらず、意外と明るくみえます。

実はこの辺りには鹿が多く、低い木はほとんど鹿の食害にあっているのです。
そんな中でも多く残っているのが「アセビ」です。

漢字で「馬酔木」
この木を食べると鹿も中毒を起すそうです。
反対に、鹿の大好物は「リョウブ」
樹皮が剥がされています。

昔、人も飢饉のときに葉っぱをご飯に炊き込んで食べたとのこと、
鹿にとっても美味しいんでしょうね。
木の上部を見ると枝先は枯れていました。

このように弱っている木を優先的に除伐します。
昼食後は、岐阜県森林研究所の大洞さんによる森林づくり講和です。

場所はハンググライダーやパラグライダーの発着場です。
この日もハンググライダーが悠々と大空を駆け巡っていました。

この池田山は、平地から一気に標高900メートルまでそびえ立ちます。
ここは標高の低いところに育つ暖温帯植物と、高いところに育つ温帯植物を
見ることができます。
松枯れ、ナラ枯れの話、樹種の紹介などをしていただきました。
森林整備を行う中で、どの木を残してどの木を伐るのか、
木の種類を覚えることが次のステップにつながるとのことでした。
今後、平和堂の皆さんの手により、ここが気持ちのよい森林に
生まれ変わることを期待します。

wrote:小野
企業との協働による森林づくり活動「平和の森・池田」
が開催されました。
この取り組みは、滋賀県に本社を置く「株式会社平和堂」が
岐阜県、池田町と地元の生産森林組合と協定を結び、
5年間で2.4haの森林整備を行うものです。
この日は、平和堂とその関連会社ヤナゲンの社員総勢125人と
スタッフ約50名が快晴の池田山に集結しました。

平和堂は、2007年から滋賀、京都、福井で森づくり活動を
行ってきましたが、今回初めて岐阜県での開催となりました。
まずは、多くの来賓が来られる中、開設式です。
看板の除幕式、池田町の木「ヤマザクラ」の記念植樹等の式典が
執り行われました。

今回の森林整備活動は、遊歩道整備と除伐、下刈りです。

参加者の皆さんは手ノコを持ち倒れた木の除去や、林内の景観整備
に汗を流しました。

これは整備する前の林内の様子です。
これまで放置されていたにもかかわらず、意外と明るくみえます。

実はこの辺りには鹿が多く、低い木はほとんど鹿の食害にあっているのです。
そんな中でも多く残っているのが「アセビ」です。

漢字で「馬酔木」
この木を食べると鹿も中毒を起すそうです。
反対に、鹿の大好物は「リョウブ」
樹皮が剥がされています。

昔、人も飢饉のときに葉っぱをご飯に炊き込んで食べたとのこと、
鹿にとっても美味しいんでしょうね。
木の上部を見ると枝先は枯れていました。

このように弱っている木を優先的に除伐します。
昼食後は、岐阜県森林研究所の大洞さんによる森林づくり講和です。

場所はハンググライダーやパラグライダーの発着場です。
この日もハンググライダーが悠々と大空を駆け巡っていました。

この池田山は、平地から一気に標高900メートルまでそびえ立ちます。
ここは標高の低いところに育つ暖温帯植物と、高いところに育つ温帯植物を
見ることができます。
松枯れ、ナラ枯れの話、樹種の紹介などをしていただきました。
森林整備を行う中で、どの木を残してどの木を伐るのか、
木の種類を覚えることが次のステップにつながるとのことでした。
今後、平和堂の皆さんの手により、ここが気持ちのよい森林に
生まれ変わることを期待します。

wrote:小野
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