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2019-01

第4回いろんな視点で森を歩こう (森のようちえん指導者育成連続講座・全5回)  - 2019.01.04 Fri

 森のようちえんや幼児のための自然体験活動が広がりつつある岐阜県で、森林内での活動を安全に実施していただくため始まった、『森のようちえん指導者育成連続講座(全5回)』
 第4回目『いろんな視点で森を歩こう〜やまんじと歩く・森の自然観察〜』が、12月19日(水)に森林文化アカデミーで行われました。

いろんな視点で森を歩こう1

 講師は“やまんじ隊長(ぎふ木育仙人)”こと「森のなりわい研究所」代表理事、伊藤栄一氏
 図鑑の紹介、双眼鏡の選び方や使い方を学び、装備を整え、今日は一日野外なので、お弁当を持って出発しました!

いろんな視点で森を歩こう2

 森の散策をしながら、自然観察をしていきました。
 森で出会う植物についての特徴や歴史などの話から、野鳥など動物の話、また林業に関することまで、30年以上も森に関わってきた隊長のお話は盛りだくさん!
 様々な視点から森を紹介してくれました。

いろんな視点で森を歩こう3

 先ほど習った双眼鏡の使い方を実践して、枝の上を動き回っている野鳥を観察していました。
 苦戦しながらも、ただ歩いているだけでは気づかない発見に目が輝いていました♪

いろんな視点で森を歩こう4

 お昼は皆で火を囲んでお弁当を楽しくいただきました♪
 お昼の間でも続々と個人的に先生に質問に来ていました。

いろんな視点で森を歩こう5

 午後からは主に里山や林業について学びました。
 人の手が入るとどうなるのか、どのような手入れの仕方があるのかなど軽度な手入れの話から、実際に林業架線の張ってある場所を見ながら、どのように木を運んでいるのかを学び、林業の大変さを実感していました。

いろんな視点で森を歩こう6

 一日を通して、いろんな視点から森を観察していき、参加者からは
 「林業に対して、マイナスイメージしかなかったがイメージが変わった
 「山に囲まれて暮らしているが、視点を変えることでいろんな発見があった」
 「鳥の声は今までBGMのように聞いていたが、気にして聞くとおもしろかった!」
などの感想をいただきました。

 いつもの行きなれた森でも、視点を変えてみたり、双眼鏡やルーペなどのアイテムを使ってみたりするだけで、いつもと違って見えますよ!!
 ぜひ試してみてくださいね♪

いろんな視点で森を歩こう7

 森は多様で楽しめる場!
 自分なりに考えて、隊長のおっしゃっていた通り、何でも“まずやってみる”のもいいかもしれませんね♪


 ▼今までの「森のようちえん指導者育成連続講座」の活動はこちら▼
 第1回目『野外救急法』
 第2回目『キノコの観察~見て触って確かめて五感を使った観察会~』
 第3回目『第3回木のボディランゲージ』

Wrote:長屋
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野外体験活動におけるリスクマネジメント基礎講座(自然育児 こどもの庭) - 2018.12.26 Wed

 「学びのリスク」を安全に提供しよう!

こどもの庭1・リスクマネジメント

 12月17日(月)、可児市文化創造センターにて、「ぎふ森のようちえんリレー交流会」の第2弾!『自然育児 こどもの庭』(以下「こどもの庭」)が行う「野外体験活動におけるリスクマネジメント基礎講座」が開催され、44名が参加しました。

こどもの庭2・挨拶

 講師はプラムネット(株)アウトドア共育事業部 統括リーダー渡辺直史氏
 普段の保育の中で子どもの生命・身体を守るために、いかに危険を早く察知して事故を防止するか、保育の優先順位とは何か、安全基準を満たすためにはどんな保育環境が必要なのか、その重要性について、保育における「リスクとハザード」の理解を深めながらリスクマネジメントについて学びました。

こどもの庭3・クイズ

 まずは、基本である「リスク」と「ヒヤリハット」の違いから。
 「リスク」とは、ケガや損害につながる可能性のある要素であり、「ヒヤリハット」とは、一つ間違えばケガや事故につながったかもしれない状況。これを踏まえ“リスクorヒヤリハット?”の見極めを、クイズ形式で理解を深めました。

こどもの庭4・トレーニング

 イラストを使ったリスク発見トレーニングでは、「どんな危険が潜んでいるか?」の渡辺氏の問いかけに、危険と思い当たるものをすべて見つけ出します。グループで共有し合いながら危険だと感じるものを挙げていきますが、意外と数多くのリスクを見つけられず、いかに普段の保育の中で「危険」についての知識が不足してるかを個々に感じ、気づいたリスクをいかにみんなで共有することが必要なのかを認識できました。

こどもの庭5基本手順

 リスクマネジメントの基本手順は、現場でのリスクの発見→評価→対処→確認フォローです。
 小さな「ヒヤリハット」を見逃すことが、やがて大きな事故につながる。まさにハインリッヒの法則(1:29:300の法則)ですね。1つの重大事故の背景には、29の小さな事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリドキリ)が存在するということを常に意識しなくてはならないのです。
 今回の講座で渡辺氏がみなさんに一番伝えたいこととして、保育における安全管理の考え方についてケガや事故を未然に防ぐためには“「学びのリスク」を安全に提供すること”、それが何より1番大切だと話され、参加の皆さんもそれぞれに納得していました。

こどもの庭6・交流会

 この日の参加者は県内だけにとどまらず、県外からも足を運んでいただき、みな熱心に渡辺さんの話に耳を傾けていました。また参加者からは「イラストを使ってのリスク発見トレーニングもとても分かりやすく勉強になった!」「自分の保育の中でのリスクとハザードについて考え直すべき点が明確になった!」など、みなさんから前向きな感想も多数聞かれました。今回の渡辺氏による「リスクマネジメント講座」が、みなさんの今後の保育の現場で、事故に合う危険性を常に予知、回避(排除)しながら、子どもたちが安心して豊かに過ごせる保育を実践していけると良いですね。

Wrote:田中

第3回木のボディランゲージ (森のようちえん指導者育成連続講座・全5回)  - 2018.12.06 Thu

木のボディランゲージ1

 森のようちえんや幼児のための自然体験活動が広がりつつある岐阜県で、森林内での活動を安全に実施していただくため始まった、『森のようちえん指導者育成連続講座(全5回)』
 第3回目『木のボディランゲージ~外見で危険木を知るために~』が、11月29日(木)に森林文化アカデミーで行われました。

木のボディランゲージ2

 「樹木だって生きてます。ただ立っているだけではないんです。様々なことを語っています。」
 そう語るのは講師、NPO法人樹木生態研究会三戸久美子氏
 ドイツのマテック博士による木を切らずともその木の状態が分かる方法など、木の見方について実際に樹木をみながら学びました。

木のボディランゲージ3

 “樹種によって違いはあるが、山の樹木は過酷な状況の中で生きているのだから枯れ枝が生じるものと考えておくべき
 “枯れた枝は無風でも落ちるのだから、風が強い日は注意する”
 “途中から出てきた枝は年月が経つと太く強そうな枝にみえるが、実は吸盤のようにくっついているだけなので
  強度はそんなにない

など、枝に関することだけでもこんなに注意することがありました。

 他にも、木づちで叩いて音で樹木の状態をみたり、前回の『キノコの観察』でも学んだ“褐色腐朽”“白色腐朽”も危険木の判断の観点から教えていただいたり、様々な樹木のボディランゲージを見ているうちにあっという間にお昼になってしまいました。

木のボディランゲージ4

 午後は野外自主保育『森のだんごむし』のフィールドに移動し、実際に樹木の状態をみて、少しでも樹木を守ってあげるにはどうしたらいいのか3グループに分かれてフィールドワークを行いました。
 長い間つけていたロープをとってあげたり、根を踏み固めてしまわないように端材を使って養生しました。
 樹木の根の多くは深さ30cmぐらいのところにあり、踏み固められやすいのだそうです。土壌を踏み固めてしまったら、耕したくなるが、耕すと根を傷つける危険があるため、これ以上踏み固めない方法を教えてくださいました。

木のボディランゲージ5

 「根って結構ある」
 「子どもたちと森で何気なく遊んでいたけど、木を苦しめていることが分かった」
 「木も生きてるんだと改めて感じた」
 フィールドワークを通じて、それぞれ気づくことがありました。

 最後に三戸先生は『樹木の暮らし、樹木の嫌がることを知ることは大切。知らないことが危険につながる』とおっしゃっていました。

木のボディランゲージ6

 ヨーロッパでは大きな木など、古い物を大切にする文化があり、木の枝が落ちそうなどの理由があっても、樹木そのものを伐らなくてもすむ方法を考える人もいるそうです。
 森林と共に生きてきた歴史のある岐阜県で、樹木を理解し、その樹木が危険木となる前に気づいて対処したりして、うまく共存していけたらいいですね。
 これからは森で活動する時に、ちょっと樹木の声を聴いてみてください。

木のボディランゲージ7

 落枝の可能性があるとき、作業をすることになったときは、必ずヘルメットをかぶって下さいね♪
 「ぎふ森林づくりサポートセンター」では大人用と子ども用のヘルメット貸出も行っております。
 お気軽にお問い合わせください!


 ▼今までの「森のようちえん指導者育成連続講座」の活動はこちら▼
 第1回目『野外救急法』
 第2回目『キノコの観察~見て触って確かめて五感を使った観察会~』

Wrote:長屋

森のようちえん公開保育&交流会(いび森のようちえん こだぬき) - 2018.12.05 Wed

 色とりどりの秋の森をおさんぽしよう!

いびこだぬき1・秋の森

 11月30日(土)、「ぎふ森のようちえんリレーセミナー」の第1弾、『いび森のようちえん こだぬき』(以下「こだぬき」)が行う「公開保育&交流会」が開催され、30名の親子が参加しました。

いびこだぬき2・朝の会

 午前は、森の中で子どもたちはどんなふうに過ごしているのか? 実際に見て体験する「公開保育」です。
こだぬきの一日は「朝の会」からスタート!
“こだぬきのうた”を、全員で元気いっぱい歌います♪大きな声を出したら、みんな寒さも吹き飛んだね~!

いびこだぬき3・森を散策

 園長そばちゃん(傍島幸江氏)の掛け声で、広葉樹の森へ早速しゅっぱ~つ!
 子どもたちは自分のペースでおさんぽしたり、自由遊びをしながら秋の森を散策します。
 こだぬきの子たちは、遊び慣れた山道をどんどん登り、道にふさがる倒木に乗っておおはしゃぎ♪初参加の子たちも我先にと続きます!

いびこだぬき4・あすはちゃん

 葉っぱのオバケを作って「ガオ~!!」とあすはちゃんを驚かす子も!
 秋の森は色とりどりの葉っぱが地面に落ちて、まるでフカフカ絨毯みたいです。ドングリやお気に入りの棒を拾い集めて宝もののように大事に手に持つ子いれば、山道にある真っ赤な実の冬イチゴを食べる子もいます。子どもたちにとっては冬イチゴも素敵なスイーツですね!

いびこだぬき5・読書会

ぐる~っと森を散策した後は、一休みしながら秋の森で読書会です♪

いびこだぬき6・帰りの会

 「帰りの会」では、みんなで森に感謝の気持ちを伝えキャンドルに火を灯します。当番の子が上手にマッチで点灯、そっと吹き消します。
 園長さんとの「また明日!」は、頬ずりする子もいれば、変な顔をして笑わす子もいます。こだぬきの子どもたちは、いつもと雰囲気の違う公開保育でも、全く物怖じすることなくのびのびと過ごすことができました。

いびこだぬき7・交流会

 午前の「交流会」では、美味しいジビエカレーをみんなで食べ、県内で活動する森のようちえん、『こどもの庭』『森のわらべ多治見園』さんのお話しを聞きながら、実践者と保護者を交えて交流をしました。

いびこだぬき8・集合写真

 いび森のようちえんは、西濃地域で初めて開園した預かり型の森のようちえんです。園舎はなく、子どもも大人も、光、雨、風を感じられる自然の中で一日中過ごします。そして、子どもたちが思う存分森の中で心と体を健やかに育めるよう、周りの大人たちは温かい目で見守ります。
 「こだぬき」さんのこれからの活動にワクワク・ドキドキしながら期待したいと思います!
森のようちえんへ通いたい親子や、スタッフとして活動してくれる仲間も募集中!
 『ぎふ森林づくりサポートセンター』HP『いび森のようちえん こだぬき』facebookページでにて、今後の活動詳細を確認して、ぜひご参加ください!

 Wrote:田中

「ドコモ土岐の森」の森林づくり活動が行われました!(株式会社NTTドコモ東海支社) - 2018.11.22 Thu

 11月17日(土)土岐市において、『ドコモ土岐の森』活動が行われました。
 この活動は、県が推進する「企業との協働による森林づくり」の一環で、平成21年に株式会社NTTドコモ東海支社、土岐市、岐阜県との間で『ドコモ土岐の森』における森林づくり協定を締結しています。

ドコモ土岐の森1

 数日前には雨予報だったのが嘘のようにすっきりとした秋晴れの中、開会式が行われました。

ドコモ土岐の森2

 山に入る時の注意事項、除伐についての注意事項の説明があり、その後、森林整備活動木工教室に分かれて活動を行いました。

ドコモ土岐の森3

 森林整備活動では、東濃農林事務所、陶都林材クラブのメンバーの指導により、ツツジなど花が咲く景観の良い木は残し、込み合って生えている常緑広葉樹(ソヨゴなど)をノコギリを使い伐採していきました。

ドコモ土岐の森4

 木工教室では、はじめに工作に使う素材を森へ収集しにいきました。
 講師は「自然体験工房NENO」赤尾氏
 途中、松ぼっくりでやじろべえを作ったり、タムシバ(別名カムシバ)の葉を噛んで、キシリトールのような甘味を楽しんだりして、森での遊びを楽しみながら木の実等、収集していきました。

 松ぼっくり、どんぐり、きれいな葉っぱ等、少し歩いただけでいろんな素材が集まり、早速工作スタート!
 火傷に注意しながらホットボンドで、木の実を飾っていき、素敵なクリップカードスタンドが出来上がりました☆

ドコモ土岐の森5

 次に行ったキノコの菌打ちでは、ドリルで開けた穴になめこの菌を入れ、金づちで打っていきました。
 家でなめこが収穫できるのが楽しみですね♪

ドコモ土岐の森6

 参加者の中には「ドコモの森」の活動が好きで、全国各地の「ドコモの森」活動に参加してみえる方もおられるとのお話を伺いました。社員の方々の意識の高さに驚かされました。

 企業の取り組みによって守られていく自然があります。
 来年はすっきりした森にきれいなツツジが咲いていることでしょう。
 素敵な森で来年も、子どもも大人も笑顔あふれる活動ができるといいですね。

 今回の『ドコモ土岐の森』の活動の様子をあすはちゃんのfacebookでも紹介しています!
 その他、「ぎふ木育」に関するイベント情報も発信してますので、ぜひのぞいてみてください♪

Wrote:長屋

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ぎふ森林づくりサポートセンター

Author:ぎふ森林づくりサポートセンター
『ぎふ森林づくりサポートセンター(サポセン)』は、岐阜の森づくり(里山づくり)、森林整備、森林ボランティア、木育、木工、環境教育(森林教育)、自然体験などの活動をサポートする「ぎふの森林づくり総合窓口」です。
森づくり活動に必要な用具や木のおもちゃなどの無料貸出も行っています。
森林づくりや『ぎふ木育』に関わるイベント情報も『ぎふ森林づくりサポートセンター』HPにて紹介中!取材依頼も大歓迎!お気軽にご連絡ください!ぎふサポセン

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